JUGEMテーマ:恋愛/結婚
今日は、こないだちらっと書いた不安の続き。
私もつい最近までそうだったんだけど、
付き合う人によっては、すごく不安になることってあるよね。
愛情表現が薄い人、何かにつけて淡白で、スキンシップもそんなに好きじゃない。
テレ屋で、口が裂けても「好きだよ」なんて言わない。
日本男児がそんなこと言えるか馬鹿もん!!!みたいな人。
メールが苦手。電話も苦手。
男友達とつるんでる方がラク。
とかそんな人。
そういう男と付き合ってると、
当然不安になります。
付き合って最初はそういう男もがんばってるけど、
3ヶ月!
よく言う、付き合って3ヶ月で、
いきなり本性を出し始める。
メールが減る。つうか返事がたまに来ない。
会いたいと言ってこなくなる。
こっちばっかり誘ってる気がする。
会っててもどっか上の空。
最初はあれほどHしたがったのに、今は・・
などなどなど。
そうなると不安が襲ってきます。
この人、もう私のこと好きじゃないの?
つうか、そもそも私のこと本当に好きなの?
このモードに入ると、厄介です。
本当に厄介です。
いっしょにいても、何を見ても、何話してても、
彼の一挙手一投足が、
自分を愛してない証拠のような気がしてきます。
その距離は何?
どうしてイライラしたみたいな声出すの?
どうして私の話を聞いてくれないの?
あぁこれもそれもあれもこれも、全部、
全部私を好きじゃないって言ってるようなもんだわ!!!!
で、
そこで。
考えちゃうもんはしょうがない。
それはそういうモードなんだから、ある意味風邪みたいなもの。発作みたいなもの。
でもね、
それを相手にぶつけちゃ駄目です。
これだけは、私の経験上、
絶対に!!!!!禁止事項。
なぜなら。
それはしょせん、こっちの側の問題だから。
不安になるのは、向こうのせいじゃない、こっちの勝手なの。
それを向こうにぶつけるのは、お門違い。
「夢の中であなたは私に冷たかったわね」と責めるくらい、ナンセンス。(爆)
ぶつけたところで、百害あって、一利なし。
いいですか。一利も。いいことなんかないです。
悪いことは死ぬほどあるけどね。
問題の原因は、二つあります。
ひとつは、本当に向こうが飽きて来ている。
ふたつ目は、愛情表現が下手。
原因が一つ目の場合。
本当に、こっちに飽きてきている、少し愛情が減ってしまった、
そういう原因だったとしたら、
なおさら、
それを責めるのは逆効果です。
苦しい、つらい、悲しいのはぐっとこらえて。
絶対に、それを口にしない。
相手に問わない。
なぜなら、相手の心が離れているときに、
「好きになって」と言ったところで、無駄でしょ?
言葉でも、法律でも、約束でも、人は縛れない。
心でしか縛れない。
相手が自分にもう一度、惚れ直してくれるために、
何かするべきだし、今の自分を見直したほうがいい。
そうすることでしか、彼の心は取り戻せない。
文句を言うなんて、言語道断。
そんなことしたら、ますます、相手がうんざりするだけだから。
あとね、
人間の潜在意識の不思議で、
「私のことを好きじゃないんでしょ?」「別れたいの?」
などという言葉を発してしまうと、
なぜか、「そうなのかも。」「俺は彼女をもう好きじゃないのかも」
と思い込んでしまう働きが、人間にはあるんです!
前もチラッと書いたけど、
「あの子あなたのこと好きみたいよ。あなたもまんざらでもないんじゃない」と、
嫌味のつもりで彼氏に言うのも、絶対やめなきゃいけない。それも同じ理由。
なんとも思ってなかったほかの女子を、意識するきっかけをつくってしまうんです。
これを、暗示効果と言います。
ケンカして売り言葉に買い言葉、「もう別れよう」と言ってしまうこともあると思います。これも恋愛では大NGワード。別れるのかも、という不安な気持ちが、いずれ真実として定着して、状況がすべてそっちに向かってしまうのです(ほんとだよ!)。
少しでも別れたくない彼氏だったら、その言葉だけは、ぐっとこらえる。
とにかく、別れるだの、好きじゃないの?だの、不安なの、だのってネガティブな言葉は、頭に浮かんでしまっても、絶対に相手に伝えては駄目です。
こっちの不安を、相手に共有させてしまうと、
間違いなく、二人の関係は終わりに向かって走り出してしまいます。
怖いよ!マジでほんとだよ!
最初は冗談半分で、とか、いちゃいちゃトークの一環で、かも知れないけど、
冗談でも口にしないワードと言うのが、確かに存在するのです。
私もこないだ、
何度か、恐ろしいまでの不安に駆られたんだけど、
「不安なの」「好きじゃなくなった?」と
電話をかけて聞きたい衝動に駆られたんだけど、
この法則の威力をよく知ってたので、すんでのところでこらえました。
危なく、彼の寝顔を見ながら、涙が出そうになったんだよ。(;´Д`)
「この人、本当に私のことを好きなの?」って悲しくなって。
でもね、それが先週で、
もちろん、そんなことは一言も言わずに、その日はさらっと別れて。
今週は、見事復帰してラブラブです。(爆)
単にこっちが生理前で、考え方が暗いほうに入りがちだっただけでした。
そういう体調ひとつでも、いきなり不安に思えたりするのが、
女性の厄介なところ。
不安で曇った目で見ると、何でもかんでも不安に思えてくる。
でも冷静に、幸せな目で見ると、
何もかもが、大丈夫だって思える。
つまりは、こっちの気の持ちようひとつで、世界は変わるのです。
だしね。
いくら、ジタバタしても、人の気持ちは縛れないからね。
文句を言うのと、言わないの、
信じないのと、信じるの、
どっちでも彼という存在と私の関係は、変わらないわけでしょ。
だったら、言わないで、信じてたほうがいい。
元彼とは、別れるその日まで、私は別れを想像したこともなかった。
彼が私を愛してくれてることを疑ったこともなかった。
だから、最後の最後の日まで、私は幸せだった。
不安にしないでくれて、さいごまで大事にしてくれて、
私を幸せなまま振ってくれて、
本当に、ありがとう。そう思う。
どうせなら、そういう風に、
幸せな誤解の中で、私の恋を殺して欲しい。
最後のその瞬間まで、
愛されてると信じていたい。
せっかく愛されてるのに、
愛されてないなんて不安に思って、
その愛情のすべてが見えなくなって、
苦しんで泣いて悩み続けるなんてバカバカしい。
どうせ彼は彼で、変わらないんだから。
こっちのとらえ方を変えなくちゃ駄目なんですよね。
で、
これは、原因のふたつ目と関係あるんですが。
ふたつ目の原因、彼の愛情表現が薄い。分かりづらい。
そういう場合。
そういう人に、愛情表現を求めるのは、無駄です。
無理を強いると、いつかきっと、破綻が来る。
だから、できることはふたつしかない。
ひとつ。
その男と別れること。
ふたつ。
その男の愛情表現に慣れること。
残念ながら、人間の愛情表現にも相性がある。
たとえば、ある彼とは、愛情表現がバチッと一致してて、
だから1ヶ月とか会えなくても、デートをドタキャンされても、
不安になったことはほとんどなかった。
いつも、私の欲しい愛情表現で応えてくれたし、
愛されてるって信じられた。
そういう人と付き合うことは、女性としては、心穏やかで、信じられない幸福を与えてもらえる。これは軽視できない真実です。
もし、どうしても自分を抑えきれない、
不安と戦うことが苦しすぎるなら、
その男はあきらめたほうがいい。
それくらい、つきあう相性というのはあるんです。
安心させてくれる関係と、不安にさせられる関係。
だけど、たとえ愛情表現の相性はそんなに合わない人でも。
だからと言って、別れようとは思わない。
だって、それは、慣れちゃえばいいだけのことだから。
時として、愛情表現の面で完璧な元彼を基準に考えて、
そうすると今の彼は私をそこまで愛してないの?!って思いがちだけど、
その比較が自分の中にあることに気づいてから、
不安に思うのをやめました。
どんな男でもその人なりに、
へたくそな愛情表現、
クールで淡白な接し方だけど、
彼なりに一生懸命私を好きでいる。
だからね。
慣れよう、と思う。
この人のテンポ。
この人の温度。
この人の言葉。
この人の距離感。
そういうものを、もっともっと観察して、察して、想像して、
彼の一番心地よい位置を、見つけようと思う。
慣れてしまえば、大丈夫。
メールが来なくても、
週末会えなくても、
大丈夫。
彼はそういう人なんだから、と知っていれば、大丈夫。
その時々は、あまりにさり気なくて、取るに足らないことだから気づかないんだけど、
彼のすること言うこと、ちょっとしたことがいっぱい、
ぜんぶ私を好きなんだって言ってるから。
へたくそなメールも。
精一杯のやさしい言葉をかけようとしてくれるところも。
見えないやさしさ、男らしさ、
私に対する思いやりが、
不安が消えていくとともに、ぜんぶ鮮やかに、浮かび上がってくる。
そうやって、お互いに、
努力して歩み寄って、
完全には理解できないけど、
できるだけ「慣れて」、お互いの居心地のよい場所を見つける。
恋愛の道は前か後ろかしかない。
やめるか、進むか。
進むと決めたら、二人で、
どんどんいい恋にしていく努力をしたい。
悩む暇があったら、前向きな努力をしたい。
不思議なもので、
愛情が減ってきたように見えても、
実際のところは誰にも分かりません。
もしかしたら本人にも。
なぜなら、人間の気持ちって、毎日、毎時間で変わるから。
疲れていてイライラしてると、
相手が疎ましく思えたりもするけど、
それがすべてではないってみんな分かってる。
だから、今はちょっと会いたくないけど、
もう少しして元気になったら・・ってこともある。
慣れるって言うのは、相手のそういう心の動きも
敏感に察知して、それに合った行動をとるってこと。
それが、慣れてくれば、確実にできるようになる。
「いまは私に会いたくないんだな。」そういう風に分かってくる。
そうしたら会わないで、会いたいって言ってくるのを待ってればいい。
昔の彼も、よく仕事ではまり込むと、私には会いたがらなくなったものです。
デートはドタキャンするし、何週間でも週末は仕事漬けだし。(そのくせ、自分の趣味の時間は確保してるし)(;´Д`)
それでも、そういうバイオリズムのときは放っておくのがいい。
仕事がうまく終われば、大喜びで、その成果を持って報告しにくるのが分かってたから。
(犬か猫みたいなもんです)
今の彼も会えないことがありました。
でも、そこで不安をぶつけるのはやめて。
会えない時間、私は、
空いた時間で、ダイエットした。ダイエット器具で毎日せっせと鍛えた。
新しく神経セラピーで、体質改善も始めた。
それから、彼がハマってるドラマをまとめて観た。
実家に帰って、ケーキを焼いた。
観たかった映画を何本も観た。
久しぶりに彼に会ったとき、
彼は、ちょっと驚いたみたいだった。
「やせたね」って。
会えない間、ただ悶々と悩んでいることもできるけど、
会えたときのために、びっくりを用意しようとがんばったから、
会ったその日、話は尽きなかった。
例え、気持ちがいっしゅん離れても、
それを悲しんでいる場合じゃない。
もう一度こっちに、引き寄せればいいだけのこと。
惚れ直させればいい。
何度でも、何度でも、
「この女はどんどん変わってく」
そう思ってもらえればいい。
飽きたと思われたら、見てて飽きない女になればいい。
何も悲しむことなんかない。
不安に思うことなんかない。
そういってても、人間は弱いですから。
またたぶん、私は彼の態度に悩むと思う。
不安になると思う。
それでも、少しずつ、慣れていけば、
不安は減っていく。
不安は心の鏡。
彼の態度は、私の疑念の鏡です。
こっちの気持ちさえ変われば、
信じられないくらい、彼の態度はやわらかく、愛情がにじんで見える。
だから、すべてのカギは心の持ちようが握ってる。
相手ではないんです。
すべてはこっちの心次第。
変えて欲しい、と相手に言うのではなく、
自分を変えるのです。
そうすればきっと、うまく行くから。