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どうせなら彼の好きなことを

JUGEMテーマ:恋愛/結婚

さて皆さん。
とっても片思いして、毎日毎日彼を思い、
メールを送ろうか、なんて送ろうか、彼は昨日だれと話してたけど、あの子を好きなのか、とか悩み暮らして、
ようは、彼で頭いっぱいの毎日を送っていらっしゃると思います。
でも、私はあるとき、気がついた。
彼で頭いっぱいなのに、
彼の好きなことのなにひとつ、
私は頭に入ってなくないか?
気づいて愕然としたんです。
たとえば、
最初に会った日に、彼は、
「カンフー映画が好きなのです」と言っていた。
そういやいつも格闘技の雑誌を持っている。
会おうと言った日に、K1の中継があって出てこなかった。
という情報があったとして、
多分、過去の私のような、彼しか見てない派彼女にとっては、
「聞いてよ!うちのカレったら、K1中継なんかで私の約束すっぽかしたんだよ!!!」
ということになります。
が。
もしここで、正しい彼女だったら。
「カンフー映画が好きなんだ・・」と気づく。
「どの映画がオススメなの?」→見てみる。
「そういやいつも格闘技の雑誌持ってるよね。好きなんだね、格闘もの。」→調べる。
「今度K1あるんじゃない?楽しみでしょ。」
「いっしょに家で見ない?」
とまぁ、そんな感じで。
「よくできた彼女だ!」とありがたがられる。
どっちが本当に、彼を思って暮らしている態度だろう??
これは自分で気づくまで、
私が何度もやらかした過ちです。(;´Д`)
過去彼のほとんどすべてが、
自分の興味のあること、好きなこと、好きな場所、好きな時間の過ごし方を
語ってくれた。様々な情報があった。
でも私は、それを、ただの知識として、聞き流してしまった。
そこに本気で興味を持ったりしなかった。
カンフー映画が好きと言われたら、カンフー映画をすぐに見るべきだったし、
流行のスポット大好き人間なら、その手の雑誌を熟読すべきだった。
別に、無理して相手に染まれってことじゃなくて。
彼のことをそこまで好きで、日がな一日中彼を思う時間があるんだったら、
彼の好きなことに目を向けて、
そっちを好きになっておけばよかった。
好きで好きで、その人だけを想い、
その人だけ見つめていれば満足する時間は、
恋愛の始まりの頃だけです。
そこから先は、二人で作る時間。
その人の好きなものをいっしょに好きになってみたり、
二人で追いかけられるものをいっしょに見つけたりして、
いっしょにいる時間の意義を作り出さなきゃいけない。
もともと趣味がいっしょの彼はいいですよね。
いっしょに趣味を追いかければいいし。
でも、そうじゃなくたって、あとからいくらでも話の合うものは見つかると思う。
ないなら、こっちから歩み寄ればいいだけのこと。
しょせん人間、まったく違う人間ですから、
1個2個の共通点はあっても、それ以外は違うに決まってるんだから。
新しい趣味が増えると思えば、楽しいし。
前も書いたけど、
男ってのは、女の子に比べて順応性も対人柔軟性も低いからね。(;´Д`)
向こうがあわせてくれないならこっちがちょちょいとあわせてしまえばいい気がする。
もちろん、
完全に嫌いなものを好きになるのは無理だし、
たとえば、血を見るのが嫌いなひとは、格闘技はダメでしょう。
でも、少なくとも、
「今日はK1か・・じゃ、デートはなしだな」くらいは調べられますよね。
それだけの興味でいいんですよ。
それだけでも、彼は感激します。
「俺の好きなものだから日程調べてくれたんだーー!!」って。
本当は、相手のことを思うって、
相手の生活すべて、人生すべてを思うこと。
彼の自分への気持ちだけを見ていても、
周りの情報が何もなかったら、判断できませんよね。
私は、F1がものすごく好きで、金払ってCS契約して、
土曜フリー走行っていうとこから見てます。
予選決勝は、大事なイベントです。
たとえば、F1好きだって言ってる男の数人に1人は、
私と同じタイプの人間かもしれません。
だとすると、
2週にいっぺんくらい、そわそわしてしょうがない夜があるはずです。
予選結果に気もそぞろ。早く家帰って録画見なきゃ!!!
そんな人かも。
そんな人が、大好きな彼女のためだからと、仕方なく土曜出てきて会ってるのに、
「なんで明日の日曜も会えないの!」→(日曜は決勝だ馬鹿やろう)
「なんでお泊りじゃなくて帰るの!」→(だから明日までに予選見たいんだよ)
と言ってしまうことだってあるわけで。(;´Д`)
これね、知ってるのと知ってないのじゃ、
彼女としての態度にものすごい差が出ると思うのね。
(F1ファンはそこまでいないと思うけど)
まぁ要するに、
彼の好きなことはぜんぶざらっと洗っておく。
彼の好きそうなイベントごとに興味を持つ。
これくらい、一日中彼を追っかけてる女の子としては、
やっておいて損はないと思います。
接点が増えれば、彼といっしょにいられる口実も増えるわけですし!
自分の趣味は、彼と会えないとき用のとっておきの趣味として、
むしろ自分ひとりでこそっと楽しんで。
彼の趣味範囲をどんどん共有するのがいいんじゃないかと。
大体ね、男ってのは、
「これどういう意味~?教えて~」に
むっちゃくちゃ弱いから。(爆)
女の子に頼られるの大好き。
教えるの大好き。
聞かれるの大好き。
どんな男でも、これだけは共通して言えることです。
だから、ちょっと自分で調べてみて、
大体一般的なところまでの知識は身につけたら、
あとは、
「ねえねえこれってどういう意味なの?」とか
「このルールってどういうこと?」
なーんて聞いてみると、彼はホクホクして教えてくれるはずです。
ただし、
彼が本気の本気で打ち込んでるものに、
生半可な知識で首つっこんで知ったかぶりすると、
猛反発喰らうこともあるのでご注意。
変にマニアックなものは避けておいたほうがいいかもしれませんね。
用語があるようなオタク物件はね。
とにかく。
彼の言うこと、行動、持ち物、すべてが貴重な情報ですから。
そこから察知して読み取って、
彼の興味の世界を知りに出かけてみてください。
彼を好きだって言うんだったら、
それくらいしておくのが礼儀ってもんです。