今たまたま自分が頭男モード入ってるので、(爆)
これを機会に、
男と仕事の話でも書いておきます。
よく言われることですが、
男の人にとっての、仕事。
これは、我々女には計り知れないほどの重要な意味を持ってるといいますよね。
仕事のコンディションひとつで、
男は、まるで別人格になってしまう。
それは何故なんでしょう?
よく思うのは、男には、社会的地位以外の尺度が存在しないからじゃないかな。
女子は、「仕事ができる」なんて、尺度の中でもプライオリティ低いよね。(;´Д`)
それよりは、「モテる」「かわいい」「すごい彼氏がいる」
みたいな、別の尺度で、計ることができる。
逆に、一個の尺度で失敗しても、全否定にはならない。
仕事ができる子は、かわいくなくても自尊心が守られるし、
かわいい子は、モテまくってればそれで女王になれる。
(むしろ仕事ができる子より、モテる子のほうがえらいし)(;´Д`)
でも、男子は、一個しかない。
仕事ができるか。有能か。稼げるか。
別に、顔が良くてもモテても、仕事ができなきゃ、男と言う尺度では亜流。
自分の存在意義を信じることができない。
しかも、男は、プライドの生き物である。
つねに、褒められて、尊敬されて、権力を握ることがたいせつ。
プライドを傷つけられることを、何よりも恐れ嫌う。
だとすると、
男の人にとっての仕事は、人生そのもの。彼自身。
なんですよね。きっと。
そして、この競争社会で、彼らは勝ち抜くことに、本能的な喜びを抱いている。
女の子は、そもそも攻撃性の低い生き物なので、
いざとなると、サポートに回ったり、潤滑油としての自分に満足できるけど、
男は、ダメ。
勝ってこそ。勝ち上がってこそ。
どんな競争でも、
それが、出世という軸でなくても、芸術という軸でも、人からの評価という軸でも。
とにかく、勝ち上がること、ひとより勝ることを、
本能的に求めてしまうんだと思います。
いまの若い子だって、一見無欲に見えますが、逆で、
汗臭い努力などしなくても自分の才能が認められれば・・とか、
社会で自分はもっとうまくやれるはず・・と思ってるに過ぎない気がする。
だからこそ、実社会の競争でうまく行かなくて、
「こんなはずでは・・・」ともがいてる。
もちろん個人差はあるし、彼女の前ではそういうの見せてない人も多いと思いますが、
男の人にとっての仕事、職場、社会、に対する情熱というか、思い入れって、
ものすごいなって思う。
知ってますか。
仕事が原因の自殺はほとんど男なんですって。
女のひとは、仕事なんかじゃ死なないんですよ。
(恋愛とかは多そうだけど)
何が言いたいかって、
男の人の仕事への執着は、
いくらがんばって想像してみたところで、我々の想像の域を超えてるってことですね。
_| ̄|○
だけど、
それを、「知ってる気になる」のと、
「彼らの執着は想像を絶する」と思っているのとでは、少し態度が違って。
私は、しょせん分からないことだから、と少し警戒しています。いつも。
私も仕事をする人間なので、
つい、「私だって仕事のときはこうだけどさ・・」と
自分尺度を持ち込みがちなんですが、
男にとっての仕事は、
たとえおなじ職場のおなじ業務だとしても、
全然違うものに見えてるんじゃないかって。
それに気づいてからは、
自分の軽はずみな判断は避けようって思いました。
もちろん、過去にそれで失敗してるからだけどね。
きっと、男と女は、同じものを見ても違う風景違う文脈に見えてるんですね。
感情の起伏も、こだわる場所も、死にたくなる気持ちも。
きっと想像のつかないもの。
だから、それはそういうものなんだって、
そのまんまの姿で受け止めたいと思う。
仕事がうまく行ってないときの男は、手負いの猛獣です。
何を言っても、噛み付かれる。
何をしても、怒られる。
自分に腹を立て、周囲に怒りを抱き、傷ついたプライドをもてあまして心の中で吼えている。
そんなときに、余計な事を言ってもダメ。してもダメ。
たぶん、そういうこと。
女の子だから、なんだか心配になって、
あれこれやさしくしてみたり、メールしたり、電話したりして
こまこま元気出して~とやりたくなるけど、
どうも、そういう言葉も、
耳には届いてない。
「俺は大変なんだ!」オーラをバチバチ撒き散らし、
せっかくの好意も無駄にしてしまう。
あぁ、そういうことするから彼女は怒るのに・・・
と人様の彼氏だったらすぐ分かるんですが。
なかなか自分の彼氏のときはうまい対処ができなかったりします。
_| ̄|○
なんかねー、そういうときって、
相手の目にこっちが入ってないから、
むっちゃくちゃ不安にもなるんだよねーー。
ある先輩が、忙しい部署になったとたん、
新婚の奥様がおかしくなってしまわれたことがありましたね。
新婚と部署異動が重なったのがいけません。
奥さんは、「結婚したとたん、彼は冷たくなった。もう興味はないの?」と不安になったらしい。「新しい部署の仕事の前には私なんかもうどうでもいいの?」と。
忙しい人は、その旨を相手に説明する余裕がそもそもないのが問題で。
時間的にも会えない上に、
その説明をする気配りや、やさしい態度、やさしい言葉も同時に失ってしまうのです。
だから、相手は、全部いっきょに押し寄せられて、不安になるんですよね。
ホント、何度も書いてますが、
仕事が忙しい時の男。
仕事がうまく行ってない時の男。
仕事が正念場になっている時の男。
これらは、要注意です。
こっちが思いもかけないようなひどい態度や、冷たい言葉、ぞんざいな対応をします。
それが、気持ちが冷めた?というなら、
あえて言いますが、
その通りとも言えます。
それは、仕事を前に、等しく男の人は、恋愛の温度が下がるから。
そう、気持ちが確かに冷めるんですよね。(;´Д`)
仕事に比べてね。
だから、悲しんでもしょうがない。
焦ってもしょうがない。
そこは冷静に受け止めて。
大事なことは、
それはこっちのせいじゃない!!!ってこと。
「なにかメールが悪かった?」
「あのときの態度がいけなかった?」
「しつこくしたからいけないの?」
なんてちまちま心配して思いなやんでもしょうがない。
相手のコンディションが悪いんです。
相手が恋愛どころじゃないんです。
恋愛自体から、気持ちが冷めてるんです。
大丈夫、そういう時は、浮気もできません。
(単なる欲望処理はするかもしれんが)
男を仕事に奪われたら、あわてず、騒がず、静観しましょう。
彼がしばらくもどって来そうにないなら、
長期戦と鷹揚に構えるか。
いったん離れる、距離を置く、など考えたほうがいい。
男だって、延々何十年も仕事一筋で行くわけではありませんしね。
どこかでふと息継ぎしたくなるときもある。
仕事との上手な距離感を見つけるときも来る。
とにかく、男に、言っちゃいけないセリフは、
「私と仕事どっちが大事なの?」ですよね。
だって、仕事、って心の中で即答してるのが見えるから。(;´Д`)
男にとっての仕事
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