女性の不安というのは、尽きませんよね。
本当に因果なもので、
付き合う前は、猛烈アタックも、「どこまで本気?」なんて思っちゃってるし、
付き合い始めても、どんどん彼が手を抜いていく様に、不安になったり、
それで、すっかり安定したと思うと、今度は、
「もう私を愛してないんじゃない？誰か他にいるんじゃない？」となって、
少しでも彼がそれをわずらわしく感じようものなら、
不安はますます現実のものになり、
ありもしない別の女の影に疑心暗鬼になり、
不安いっぱい追い掛け回し、
もっともっと、と愛情を欲しがって、
愛情の証を欲しがって、
彼を試して、彼にすがって、彼を縛って。
そして最後は本当に愛を失って、
たった１人に戻った不安に、泣き暮らす。
その繰り返し？
いやいや、繰り返しちゃいけませんよ。
不安というのは、すべて、自分が生産しているんです。
なぜでしょう。
女性は、つねに、好き好んで自分を不安の中に放り込んでしまいますよね。
私自身も含めてね。
ほんの少しの愛情を、感謝して、
彼がそこにいてくれる、私といっしょにいてくれるという事実だけに満足して、
その幸せをかみ締めて生きていければ、どんなに幸せか。
分かっているのに、
もっともっと、好きでいて欲しい、
もっとそばにいて欲しい、
女性の求める愛情には限りがない。
業ですね。
それが女性の業なのですね。
でもね、
不安は、不安を呼んできます。
不安は育てば大きな絶望になります。
そばに、絶望した女なんか置きたい男がどこにいるでしょう？
もしも彼といっしょにいて、どうしようもなく不安にかられたら、
まずは、鏡へダッシュ!!!!
見てみて、自分の顔。
眉は下がってナサケナイし、
目は涙目で恨みがましいし、
口の端も不満げに落ちて、
顔色は冴えなくて、
まぁーーーなんていうか、
ひどい顔!!!
こんな不安げな顔で、
大好きな彼に接してたら、
そりゃ向こうもそれなりの対応するわな。
つまり、
不安顔って、「いじめて顔」だと思うの。
弱い生き物が、びくびくしてる顔。
そういうの見ると、人間のなかの動物的本能が、
「これは軽んじても良い」と指令を出す。
いやほんとだよ!
だってさ、
もしも、自分に対してすんごい卑屈で、
「俺なんか○○さんから見たら全然魅力ないし、
俺のことなんか嫌いだろ？もう嫌いになっちゃだろ？」なんて、
不安そうな眉の下がった男にいわれたら、
いくらそれがハンサムだろうが金持ちだろうが、
ぜったいやだーーーーーッ!!!って思うでしょ?
ついでに、「そういう言い方やめなよ」とか、
妙に強気な言い方しちゃうでしょ?
なんか人間には、
こっちの顔色を伺う対象に対して、
強く出る、もっといえば、嗜虐的になる傾向がある気がする。
オラオラ系の彼氏に、
あれしろこれしろ、きにいらねえ！ってひどいこといわれ続けても、
びくびく顔色伺いながらついてっちゃう女の子とかいるけどさー。
あれは、彼氏の性格も悪いけど、本人にも原因があると思う。
そんなに卑屈になるな!
不安な目で相手を見るな!
その顔が!!!
不安顔が、相手のＳっけに火をつけるんだから!!!
で、
私が前からオススメしているのは、
そんな不安顔を、５秒で応急手当てする方法!!!（マジで）
それは、鏡に向かって自分の目を見て、にっこり微笑んでこう唱えるだけ!
「○○（彼氏）は私に夢中。彼は私に夢中。
私はかわいくて魅力的で、みんなから愛されてる。
○○は私に夢中。私を手放したくない。」
自分の目を見て、気が散らなくなるまで、
声に出して言ってみてください。
そして笑う練習ね。
自分で自分が一番魅力的だと思う笑顔を、作ってみて。
これでＯＫ!!!
自己暗示なので、
自分で心を込めて、自分の目に言い聞かせてくださいね。
疑ったり、口先だけで言ったりしてても、
効果はありませんよ！
本当に、この方法で、
何度（自分の中の）危機を乗り越えたことか！
ようは、こっちの気の持ちようだし、顔つき態度なんだなぁ～って思うよ。
たとえば、彼が私にイラッときてる？
なんだかいっしょにいても上の空みたい。
言い方も冷たいみたい･･
なんてことで、どよーんと不安になったりすることあるでしょ。
不安な顔で、接していると、どんどん彼も冷たい口調がエスカレートするから。
そうなったら、鏡のところへ走っていって、
この方法で、顔つきをチェック。
マジで。
相手の反応がビックリするくらい変わったことがあって笑いました。
そこまで分かりやすいか!お前！って。
いきなりこっちの機嫌をうかがったり、
やさしくしてくれたりするんだもん。（;´Д｀）
まぁ彼氏によっては、
何度かやらないと、不安顔に麻痺しちゃっててなかなか効果が出ない場合もあるかもしれないけどね。
でも、根気よく続けることが大事。
何より大事なのは、
自分の不安顔がいかにみっともなくて、
惨めかってことを知ること。だと思う。
いつでも鏡でチェックする癖をつけておけば、
道歩いてる最中でも、
ガラスに映った顔を見て自分で気づけるくらいにはなります。
「あ！いますごい不安顔！」って。
犬だって、毛並みが悪くて鼻が乾いて尻尾が垂れてるとかわいくない。
元気でぴちぴちした生き物が、我々は大好きなのだから。
猫みたいに、相手をハラハラさせるように、
自信たっぷりで、背筋を伸ばして、目をキラキラさせていたほうが、
断然魅力的です。
不安は、女性の持病みたいなもの。
恋愛していて不安にならない女の子がいたら、
そいつの神経がものすごいがさつかっちゅうくらいなもんです。（;´Д｀）
不安とは上手に付き合うしかないのです。
不安な顔はとりあえず相手に見せない。
卑屈は恋の敵!
あと、自分で、恋に不利になることは言わない癖をつけましょうね。
何があろうと、
同情で相手を縛ることは、良くないと思うのです。
相手に重荷を背負わせるだけだから。
「この子を好きでなければ俺は悪いひどい人間に思われるのだろうか？」なんて
気持ちで好きでいてもらっても、相手を窒息させるだけ。
義務や同情で縛れる人間はいませんから。いずれ必ず破綻します。
たとえば、
「私はいろんな男にだまされて苦しんで来たけど、あなたはちがうよね？」
なんて言い方で彼を縛ってはいけません。
そういう言葉と不安顔は、セットで相手を縛ろうとし、そして相手は逃れたくなるはず。
なぜか、不思議なトラウマの原理で、
また同じように、彼女を傷つける男になってしまうこともあるかもしれません。
不安顔というのは、
そういう反応も時として生んでしまう。
難しい問題だとは思います。
女性は本来相手に従いたい生き物ですから、
彼の顔色を見て、
いかようにも従順に従ってしまいたいですよね。
そのほうが彼も喜ぶし、と、
そう思ってるでしょ。
もちろん、ある部分はそうですね。
たとえば仕事とかキャリアの面では、
彼は絶対に立てたほうがいい!!!
仕事の恨みは恋の恨みより深い男の方々ですから。（;´Д｀）
彼らに絶対的な信頼を寄せ、第一の賞賛者である必要があります。
でも、何から何まで彼の意見に従わなきゃ、とか、
彼の機嫌を損ねたくない、
彼の気持ちを推し量り、彼に大事にされていることを知りたい、
な～んて、
何から何まで彼モードだと、
いつのまにか、ただの卑屈な不安顔の女になってしまいます。
そのくせなぜか不機嫌になってみたり、怒ってみたり泣いてみたり、
彼を試そうとあれこれ逆効果なことをするから、
余計彼の心が離れて行ってしまうのです。
そんな作戦を考える暇があったら！
鏡に向かって唱えるべし!!!
こっちのほうがよっぽど効果的。
ちなみに、私は、
不安がカビのようにばーっと広がっているときは、
朝も夜も、どこでもこの方法をやります。
そうじゃないと、なかなか心のカビは駆除できません。
本当に、
不安というのは、根絶できない性質のものなのかも。（;´Д｀）
でもね、どうか意識的に。
不安というカビと、戦って欲しいのです。
真っ黒な疑惑？
疑念?
いいえ、それは
ただのカビです。
心のカビです。
だから、まずは自分で駆除しちゃいましょ。
最悪、その不安が的中したとして。
自分に自信さえあれば、
「あぁ、そうなんだ、それは残念ね。さようなら」と
思えるようになるはずです。
まずは強い自分。
カビに強い自分ですね。
