シリーズ、「忙しい男」(笑)です。
忙しい時の男子の心理は、何度も書いて来てますが、
こっちの心持として、どういう気分でいりゃいいのか。
最近、ふと思いついたので、その話。
忙しい男の「いましめ」発想については以前書きました。
つまり、忙しいと、自分に対する「いましめ」として、
彼女に連絡したり、恋愛っぽいことをすることを禁止することで、
仕事への集中力を高めようとする忙しいならではのトンデモ発想のこと。
「今はこんなことしてる場合じゃない」
「彼女の機嫌をとることに時間を割いてる場合じゃない」
「恋愛なんかしてる余裕はない」
これって、だけど、
全員が全員そう思うわけではない。
では誰が思うのか?
彼女=重荷
となってしまってるカップルの、男が思う。
(逆に、彼氏=重荷の女のほう、もそう)(;´Д`)
ようするに、
付き合い当初から、マメにメールをやり取りしてて、
それを暗に強要されてるような。
いわゆる密度の濃い、何でもかんでもいっしょがいい、
恋愛っぽい関係でいたい!
そういう付き合いをしてきたカップルほど、
そう思うんだと思います。
別に、付き合い始めから、
出力をセーブして、
そんなに日常生活に負担をかけてない場合、
忙しいからって、いきなり彼女を断とうとかは思わない。
すなわち。
忙しくなって、
切られるような女性というのは、
切りたくなるような付き合いを望むのが原因で。
いつもいっしょにいて欲しい。
話を聞いて欲しい。
何かあったら飛んで来て欲しい。
休みの日はいっしょにいて欲しい。
記念日には飛び切りのサービスをして欲しい。
そして、
毎日朝から晩までメールで愛を確認させて欲しい。
そういう付き合いをこっちが望むことが、
すでに、
男性にスッパリ切られる原因なのです。
ようは、多くを望むから、ひとつも手に入らない、というヤツです。
そうではなく、
最初から多くを望まない。
他の人が100もらってるからって、
自分も同じように100、と思うからつらい。
70でいいやって最初からあきらめていれば、0にはならない。
でもたとえばね、
土日出勤の彼氏の場合、
土日に会おうとするのは無理なわけです。不可能なんです。
それが100に比べたら80だといわれても、
そりゃそうなんです。
そんな80な人でもいいと思ってるから付き合ってるわけで。
それを、無理難題で「土日私のために仕事を休んで」と言います?
言わないよね。
最初からあきらめてれば、
土日会えないことはなんの苦痛にもなりません。
だからそれが原因ですべてを失うことはない。
私が思うに、
最初に期待をしすぎるから、
多くをもっともっとと望むから、
男性はそれに応え切れなくなって、すべてを切り落とすんです。
そうなれば、ゼロです。
なにも残りません。
それよりは、今ある条件の中で、
よりうまくやっていく方法を考えたほうが得策だと思うのです。
で、重荷だと思われる彼女は敬遠されます。
それは確かです。
いくら時間ができても、会うのが億劫なのです。
恨みがましく、会ってない間の不満や不安をぶつけられたら、
少ないデートの時間を持つことさえもウンザリします。
それよりは、どんな彼女なら会いたいか。
それは、「ごほうび」みたいな彼女なんじゃないかな。
私自身、忙しい時に、会えない彼氏を想像するとき、
完全に発想は、「ごほうび」です。(爆)
あと少しがんばったら、
ここまでノルマが終わったら、
一区切りついて休みが取れたら、
彼に会える。
よーし!それを楽しみにがんばるぞ!!!!
それまでは彼を我慢するぞ。
そういう発想です。(;´Д`)
それを向こうにも思ってもらえばいいんですよね。
「あと少しで彼女に会える」
「会えばきっと楽しくて、癒されて、元気がもらえる」
「それまで、恋愛モードは我慢してがんばるぞ!」
ってね。
で、「ごほうび」であるこっちの心構えとしては、
「彼は今頃そう思ってがんばってるんだろうな~」
「それまでは邪魔しちゃいけないな」
と、想像しながらすごしてればいい。
しかも、ごほうびである自分が、ごほうびに見えなきゃ困るので、
会えない間は、自分をぴかぴかに磨いておく。
会ったらビックリさせられるように。
会ったらうっとりさせられるように。
それから、いっぱいいっぱい話題を用意して。
おいしいお店をリサーチして、とか
彼の好きなものをつくれるようになって。
そして、大事なのは、
ごほうびは、あまり小出しにしちゃだめってことで。
つまりは、会えるまではそんなにごほうび大放出しちゃ価値も薄れるでしょ。
毎日毎日メールで、電話で、
「がんばって」「今日もおつかれ」と
優しい言葉を浴びせていると、
悪いけどその価値も下がります。
優しい言葉も、かけすぎれば当たり前になります。
そうではなくて、
「やさしい言葉も、ねぎらいの態度も、会ったとき限定!」
くらいの希少価値を持たせたほうが良くて。
それでこそ向こうも、「会いたい」って思ってくれるわけだし、
何が何でも会いに行こうとするわけです。
それでこそごほうび。
たとえばさ、
何かいいことがあると、ごほうびで食事に行くじゃない?
そういうときに、
普段行ってる店には行かんでしょ。
行くなら、特別なところ。普段は行かないところ。
ごほうびはいつでも、特別でなきゃいけません。
忙しい男にとっては、
彼女に会うのも、そういうこと。
ようやく時間ができた。
さぁ、誰と会う?
そりゃ、彼女だ。
だって、会えば特別うれしいもの。
そういう発想をしてもらうためにも、
普段からまとわりついて、
いつでもいる日常の風景に成り下がってはいけません。
会えば、うれしい。
心が躍る。
そういう存在でいる。
ごほうびでい続ける。
それが男のモチベーションを高め、
結果的には仕事もうまく行かせることができるし、
ふたりでいればプラスが多い状態になるんです。
何かで読んだんだけど、
男は、女のために何かを成し遂げるのが好きなんです。
目標に定めて、
それに向かってがんばるのは、
女が「すごいね~」って言って感謝してくれるからなんです。
その笑顔を想像しては、もくもくとがんばれるんです。
だから、男を伸ばす女というのは、
男に目標を持たせることができる女なんだって。
たとえば、具体的に「ここをこうしたら?」と仕事のアドバイスをする女よりは、
「いつか大きなうちに住みたいわ」とか、「この宝石が欲しいなぁ」って言う。
そういうほうが男は、夢をかなえてやろうとがんばるんだって。
(伸びる素養のある男はってことだと思うけど)(;´Д`)
そういうことを上手に目標に掲げてがんばらせる、
その気にさせることができる女が、
最終的には男を伸ばすことができるんだとか。
なるほどね~、と思う。
こっちからしてみると強欲な女?とも思いかねないけど、
案外男性は、
そういう分かりやすい目標をかなえるって考えたほうがいいのかも。
もちろん、小さなことでもかなえてくれたら大げさに喜ぶ。
これがまた男性のやる気を奮い立たせるわけで。
そういう繰り返しをやっていけるのが、いい女ってことですね。
何でもかんでも手取り足取りの女は、軽んじられ、
むしろ、「あれが欲しい!」って甘えられる女が結果的には男を伸ばす。
なんとも皮肉ではありませんか。(笑)
私は、やっぱり、
自分とつきあってからは仕事がんばれる、とか、
やる気が湧くようになった、とか
そういう風に言われる女になりたいね。
付き合ったら仕事のペースが落ちた、とか、
仕事する時間が減ったせいで成績落ちた、とか、
そういう女にはなりたくない。
だから、大事なのは、
会えない間、彼の愛をうたぐってもんもんと過ごすんではなく、
会えない間は、かまいすぎないようにしながら次のデートのために努力して。
会ったときはとっておきな彼女でいる。
そして、彼が会える日を、心待ちにするように、
ごほうびな彼女でいる。
そういう発想で過ごす。
そういうことだと思う。
発想は大事ですよ。
気持ちの持ち方一つで、現れ方は全然ちがいますからね。
発想さえ変えられれば、
今まで苦しかったことも愉快になってくる。
会えない間、「連絡を我慢する」だったのが、
「次会う日までごほうびだからとっておく」ってことになる。
自分は彼のごほうびなんだって思えば、
会える日まで出しちゃだめって分かるでしょ?
だってそれを楽しみに彼はがんばってるんだから。
誕生日のサプライズプレゼントを
10日も前に見せちゃうようなもの。(;´Д`)
忙しい男はある意味、簡単です。
会えた時だけに集中すればいいんです。
それ以外は、ほっといていいし、忘れててもいい。
手もかからなくていいですね。
忙しい男対策の発想法、
「いましめ発想」の対になる、「ごほうび発想」。
ぜひ考えてみてくださいね。
今、彼のごほうびでいられてますか?
忙しい男のごほうび発想
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