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忘れられないから好きな人??

JUGEMテーマ:恋愛/結婚

「山の頂上の法則」
これは私の数々のオリジナル恋愛法則の中でも、
相当古いものです(;´Д`)
でも、そんだけ長く語り継いできた真理っていうね。(何)
私が昔恋愛べただったのは語るべくもないんですが、
ある一時期、ほんとーーーーに、駄目でした。
なにが駄目って、
片想いしてる人には、相手にされず、
かといって、付き合う人のことは好きになれなくて、
下手すりゃ1ヶ月で別れてた。_| ̄|○
今思うと、因果応報、
あのころ男子の恨みを買ったのでいまだに独身なの?!!!
って気さえするんだけどさ。(;´Д`)
あるとき気がついたのです。
自分が何を間違ってるか。
そこでできたのが、「山の頂上の法則」なの。
そのころの私といえば、
一番好きな人には、相手にされませんでした。
たとえば、お相手には彼女がいたり、
はたまた忘れられない元カノがいたり。
私が単純に好みじゃなかったり。
そういう自分の失恋て、見るのがつらいじゃない?
そこから逃げたい一心で、
傷ついた心を癒したい一心で。
私が何をしたか。
2番目の男にしたの。
そう、自分のことを好きになってくれそうな、
そのときの2番手の男に近づいて。
そういう男をモノにした。
そして付き合うの。
幸か不幸か、私は、
2番目の男だったら、
自分を好きそうな男だったら、落とせるくらいの女だった。
まぁ中途半端な出来の女なのね。(;´Д`)
で、そうして付き合ってみると、
結局、無理が出る。
自分がそれほどすきじゃない男って、
悪いけど、
まーーーーったく、努力する気が沸かないの。
ここ読んでる男性陣、
ある意味恐怖な発言かもしれないけど、
よーく覚えといて!
女子はね、
自分がすごく好きじゃない限り、
つきあってもいいかなぁ~?程度の、
条件はいいけど心は動かないってな男子に対しては、
ありとあらゆる恋愛法則は逆に出ます。
つまり、
いわゆる好きな男にする態度とまったく違う、
何もかもがめんどくさく、
相手の束縛もうっとおしく、
尽くすなんてもってのほか!な、
ひどく冷たい態度に出るんです。
それはね、
その子のSっけとかじゃないんです!!!!
(ここよく男子は間違えてるみたいだけど)(;´Д`)
女はね、
一番好きなら、なんでもするの。
命賭けても、ありとあらゆる努力を、犠牲を、
彼のためにできるのよ。
そうしてないなら、
あなた(男性)は、妥協の産物。
一番好きな男じゃないの。
残念だけどね。
話はそれましたが、
要するに、
私がそのころ駄目だったのは、
自分が、それほど好きじゃない、
つまりは一番好きじゃない男とつきあったのが原因。
そりゃ、付き合うまではそれなりに好きなのよ。
素敵かなって思う。
周りも「素敵な人じゃない!」って言ってくれて、
一番好きな彼よりは自分を幸せにしてくれそうに見える。
「そうよ、この人だわ」なんて、自分を納得させながら、
いまいち気の抜けたアプローチがゆえに(!!)案外彼の心をつかんじゃって。
気がつけば、向こうが追いかけてくる。理想の展開。
でも。
自分の気持ちがついていかない。
やっぱり、駄目。
彼に会うために、努力ができない。
電話する労力さえ沸かない。
めんどくさい。
会っても、つまらない。
心が躍らない。
何か義務のように感じる。
でも、
彼は、彼氏。
欲しい安定をくれる。
自己顕示欲も満たしてくれる。
そうよ、私は、愛されて幸せなんじゃないの・・?
ってね。
私は昔の私がそこにいたら、横っ面を張ってるね。(爆)
なんたる傲慢、
なんたる冒涜。
そう、
問題点は明白だ。
私は、
1番好きな男がいるから、2番目をつかんだんだよ。
1番が駄目だから、
逃げ出したくて、2番にした。
本当は好きな男がいたのに。
自分を守るためだけに、
世間体やら、プライドやら、そういうどうでもいいもののためだけに、
他の男性を利用したんだ。
そして、行き着くのはいつも同じ。
一番の、私を好きになってくれない男性を、
「やっぱりこの人を超える人はいない」と思ってしまうこと。
私の法則に同じようにあるのは、
「好きな人を、塗り替えない限り、今までで一番好きだった人に戻る」というもの。
つまりね。
よく相談でも言うけど、
「私けっきょく○○君が忘れられなくて、誰と付き合ってももどってしまうの」って女の子は、逆説的ですが、
○○君を超える男性に出会いってないから、○○君が一番なの。
え?あたりまえだって?
(;´Д`)
いやでもさ、
○○君を超える△△君が出てきたら、
その瞬間、○○君は更新されるの。
そこから先は、
誰に振られても、戻るのは、○○君ではなく、△△君なの!
つまりですよ。
○○君が特別すごい人とか特別な出会いなんじゃなくて。
○○君を塗り替えるだけ好きになれる人に出会えてないことだけが問題。
つまりこっちの恋愛態度に問題があるってことよ。
ある意味、
1人の人を忘れられないでこだわる人は、
こだわりたくてこだわってるように見える。
更新しようとする努力が感じられないの。
いつまでも、最高の好きな彼を、
超える好きな人を、「見つけようとしてない」の。
自分で。
手近な、持ち駒の中から、
「この人でどうかな」って適当に選ぶから、
一番好きな彼に匹敵しない→だから一番好きな彼が最高→忘れられない
となる。
自業自得なんだよね。
私の「山の頂上理論」とは。
今ある好きな人の山があるとして、
その頂点が駄目だったら、
絶対に、その山の2番手以降から相手を選ぶな!ってこと。
別の山を、登るのです。
そして、別の山の頂上を攻略しましょう。
つまり。
今いろんな男性の候補がいる中で、
やっぱりA君が好きだとする。
他に、やさしいB君、頭のいいC君、おしゃれなD君がいたとしても、
A君が一番だ、本命だ、と思い、近づき、アプローチして。
でも振られたとしたら。
B君もC君もD君も、
誰にもアプローチしちゃ駄目。
それは、しょせん、A君にはかなわなかったスペックの男性陣です。
いくらやさしく、条件がよくても、
しょせん、A君にはおよばなかった。
A君を好きな気持ちをほんの少しもゆるがせられなかった時点で、
山の頂点にはなれない人なのです。
だから、B君と付き合っても、やる気が出ず、
A君のことが忘れれない自分を思い知るのです。
そして、いつかは、自分が嫌になり、
B君をひどい態度で振ってしまうのです。
だから、
A君に振られたら、
その時点で、持ち駒(B~D君)には手を出さず。
そんな近場で、次点でごまかしたりしないで。
いったんすべてをリセットし、持ち駒を捨てるのです。
そして、新しい、
A君を凌駕するような、
まったく違った観点での一番、甲君を探すのです。
甲君の山は、A君B君C君の山とは別物です。
だから、A君より優れているとかそういう観点は通用しません。
甲君のライバルは、乙君だったり丙君だったりするのです。
私が言いたいのは、
1人大好きな人に振られたら、
簡単に次点でごまかすな、ということです。
自分が知っている中で、一番の人と付き合ったのに、
それがだめになったからと言って、
2番目と付き合う。
それでうまく行くとは思えない。
過去の私はすべてそれでした。
好きな人がいて、その人と同時期に候補になってた別の子と、
いつも付き合って、駄目になってた。
見事に、いつもそのパターンだった。
男の子に、泣かれましたよ。
目の前で。
ストーカーされました。
待ち伏せもされました。
ののしられました。
それくらい、私のしたことはよくなかった。_| ̄|○
本当に最低の最低です。
でもその理由は、すべて、
一番好きな人がいて、その人と同時期に知り合った一番以下の人とつきあったからです。
たとえば。
一番好きだと思う人がいても、
ある日、出会った人が、一番を塗り替えてしまったら、
そっちが本命になるじゃない?
結局、一番になる人は、
いつ現れようと、同じなの。
どんなに候補がいっぱいいて、
みんな高得点でも、
「一番好き」になる人は、
誰をも追い抜いて、一気にトップに躍り出るもの。
たとえばさ、
彼氏がいて、うまく行ってなかったとしても、
その間知り合った男性がすごくやさしくしてくれたとしても、
やっぱり彼氏が一番だってことあるでしょ?
そんで、結局彼氏と別れたあとに、
その親切な男性がアプローチしてきたとする。
そこで、
その男と付き合うか。付き合わないか。
私はね、付き合わないね。
どうせ先が見えてるもん。
そのとき、一番を取れなかった男は、
結局、山の頂上を取れない男なの。
誰かと比べて、やっぱり心が動かなかった男は、
そこまでの男なの。
そういう男で我慢して、好きでもないのにさびしいからって付き合ったって、
結果は目に見えてる。
どんなに条件が悪かろうと、
別の魅力を持った、
今まで好きな彼がいる間は出会わなかった、
まったく別の山の男、
そっちにトライしたほうが絶対うまく行く。
ちなみに。
私は、この「山の頂上理論」を生み出してからは、
好きな人の二番手と付き合ったことはありません。
どんなに素敵な男子がアプローチしてくれようと、
その男子より好きな男がいたら最後、
絶対にその男子とは付き合わないことにしています。
そして、
彼氏をむげに振ったり、泣かせることは皆無になりました。
好きな人に振られたら、
それまでの持ち駒は、すべてリセットしてます。
どんなにさびしくても、歯を食いしばって孤独に耐え、
手近で誰かにすがることはしません。
次に、まったく知らないところから、
新しい一番好きだ!って思える男性が現れるまで、
必死に自分磨きをして待ってます。
だからこそ。
かならず、前好きだった男を、
次に好きになる男が塗り替えます。
別ジャンルの(つまり別の山の)男でも、
単純には比べられなくても、
「そのとき、一番、好き」という事実は、真実なの。
不思議と、そういう好きだと、
昔の忘れられないと思ってた男子を超えることが出来る。
まったく違うやり方で、
超えることが出来る。
そして、忘れれることができないと、あれほど胸が痛んだ男を、
忘れることが出来るんです。
この頂上理論は、
ある意味、とっても、勇気が要ります。
だってさ、
それまで持ってた持ち駒、
いろんな持ち札を、すべていったん無駄にして、
一番好きな男が圏外から現れるのを待つんだもの。
ものすごく潔くなきゃできません。
でも、それくらいの気迫がなくては、
それまで好きだった男を超える恋など、できるはずなんです。
その程度のものじゃないでしょ?
それまで好きだった気持ちって。
そんな手近で済ませられるほど陳腐な思いじゃないでしょ?
過去の思いを、好きだった思いを大事にするなら、
それを尊重して、
まったく知らない世界から、
新しく好きになれる人を見つける努力をするくらいはしてもいいと思うの。
その努力はとても、つらく、長い。
そう簡単ではないでしょう。
でもね、
そういう努力をした人にしか得られないものがある。
手近で、持ち駒で適当に済ませて、
それほど好きでもない男と適当に付き合っていこうなんて逃げ道を用意するような女には、その程度の幸せしか来ないものです。
そして、
いまだから言うけど、
そうやって、
人の気持ちをもてあそんだら、
そのつけはきっと自分に返ってくる。
2番目だからって、適当に扱って、
自分の都合で好きでもないのに付き合ったりしたら、
いつか自分にそれが返ってくる気がする。
他人の思いを軽んじる人は、
いつか他人に自分の思いも軽んじられるんだから。
今は、
昔泣かせてしまった彼氏たちの痛みが分かる。
どうしてそんなひどいことが出来たのか。
過去の自分を埋めたい気持ちでいっぱい。
一番好きでないなら、
しょせん2番目なら、
期待させて、好きにさせて、思いをもらったりしたら申し訳ない。
自分のことしか考えてなかった。
だから、
逆に、
あのころの私は、
大好きな人に、同じように気持ちを粗末に扱われたんじゃないかなって。
_| ̄|○
私は、死ぬほど反省して以来、
好きな人が出来ない間は、1人でいるようにしました。
それは、時として、3年とかになることもあった。
でも、それまで好きだった人を超えるほど好きな男を見つけるまでは、
適当に手近で済ませることだけはいけない、と自分に禁じてた。
だからこそ、
次に好きだと思える人に出会えたときは、すぐにそれだと分かった。
分かるまでは付き合ったりしなかった。
35歳で、彼氏に振られたときもそうです。
正直、この歳で別れて不安でした。
この先、どうなるんだろって思った。
もちろん、持ち駒の中に、私を好きになってくれそうな人もいた。
でも。
私は、頂上理論を守ろうと思った。
だから、
そのとき知っている誰とも、付き合うことはしなかったし、
アプローチも拒んだ。
そして、
まったく異空間から降ってくるように、
今の彼氏にある日出会ったのです。
出会った瞬間、分かりました。
「あぁ、久しぶりに、出会った。山のてっぺんの男だ」
って。
(;´Д`)
山の頂上の男を攻略するのは大変です。
一から始めるんだからね。
もうすでに登ってた山とは勝手が違います。
それでもね。
登ってみたときに、初めて見える風景があるんです。
山に登ったときに、
それまで好きだった人の山が隣に見えるかも知れない。
それは、まったく違う形をしている山でしょう。
でも、
そこから見える風景は、
きっと同じなのです。
遠くまで、見渡せる、見晴らしのいい風景。
そして、あるとき気づくのです。
今まで好きだった人の山より、
新しく苦心して登ってきた山が、
はるかに美しく、そして、
どこよりも高い山であることに。
恋は、つねに、いばら道。
幸せにつながる道は、
いつも険しいものなのですね。