クリスマスですね~
って、私はもともと仕事人間なので、
忙しい年は、
「クリスマスとか言ってんな!!」とか悔し涙しながら、
それでも家族もちのおじさまが帰っていくのを見送ったりすることが多かったんですが。
でも一応最近は、
イブの夜に打ち合わせ、とかなくなったね。(;´Д`)
なので、こんな日に会社にいるのはなんか妙に心寒いんですけど。
まー、それでも、忙しい彼をお持ちの皆さん、
しょうがないよ、忙しい男とつきあった時点で、
イベントごとはあきらめたほうがいい!
と言っておく。うん。
待たれても困るって状況あるかんね。
でもさ、私ほんとつくずく思うんだけど。
人によって、大事なことって違うじゃん?
私も同じ会社で同じ仕事してる人でも、違うって思うもん。
ある人にとっては、仕事よりも家庭だったり彼女だったりする。
もしくは自分の趣味のために、何が何でも帰っちゃったりさ。
その一方で、異常なまでの情熱で、仕事に打ち込む人もいる。
男でも、女でも。
それって、その人その人の、
人生におけるプライオリティの差だと思うの。
別に、その人が人非人なわけでもないし、恋愛ベタなわけでもない。草食でもない。(;´Д`)
たとえばだ。
私が元彼と別れた一番大きな理由。
それは、意外にも、
この仕事に対するスタンスの差だったんだよね。
もちろん彼も仕事大好きだし、すごく働き者だけど、
私にとって、仕事は仕事以上って言うかな。
ものつくってないと、何か生み出してないと、生きていけないの。
(本のプロフィールには書いたけど、私の仕事は企画です)
仕事と生活を切り離せないし、
あるときは、仕事を先に持ってくることもある。
家庭的なものを求められても、応えられないことがある。
それが、自分にものすごいストレスになってしまった。
きっと私は、彼の100点を取りたかったんでしょう。好きだったから。
でも、私は、100点とろうとがんばればがんばるほど、
自分の好きなことを犠牲にして、我慢して、
勝手にがんばったくせに自己嫌悪して。
まぁ私自身の思い込みもあるのかもしれないけど。
でも、
最後は、自分の人生をどうしたいかで、
結婚することより、守られて暮らすことより、
ずっと自分がやりたいこと、やりたい仕事をしていくことを選んでしまった。
ものをつくってない私は、
私ではないから。
ものを書いてない私は、
私ではないから。
実は、留学中に、外国人の友達に言われたの。
「君は、今やっている仕事も含めて、君なんじゃないの。
それをまるごと好きになって、認めてくれる人とじゃなきゃ結婚しちゃ駄目だよ」って。
びっくりした。
心の中のもやもやを、言葉にされた気がした。
私が、なんとなく迷ってる感じが、
外国の人なのにはっきり伝わってて、言い当てられた。
ほしかったのは、
その言葉なんだ、と知ったのです。
「君が君でいるということだけで、好きだ、というよ。僕だったら。」
なんで、知らない国の、会ったばっかの人が言った言葉が、
私のほしい言葉なんだろう。
どうしてこの言葉を、私は、大好きな彼から聞くことが出来なかったんだろう。
それは、私にも責任があって。
彼に好かれたくて、
彼に嫌われたくなくて、
彼にもっと素敵な子だって思われたくて、
何より、自分の仕事を全うすることに自信がなくなってて、
彼の望む人になって生きていくのもいいかなって。
そんな風にどこかで思い始めてたんじゃないかなと。
でも、やっぱりどこへ逃げても、私はいつか私に戻ってしまって、
私としてしか生きていけないことを思い知る。
女らしくなくても、
結婚したくないって思われても、(笑)
私は、私にしか、なれない。
そして、そんな私を、
そのまままるごと好きだといってくれる、
それこそものすごく稀有な人を、
見つけるしかないなって。
最近は、相談を見てても思うの。
今だけの我慢じゃないよ。
その人を好きでいることで苦しいでしょ?
その苦しみは、自分で乗り越えない限り、一生続くんだよ。
彼の愛情表現が気に入らないとする。
彼が仕事に打ち込みすぎて不満だとする。
でも、それは、自分が考え方を変えて、
それでも幸せ!って思えない限り、
一生続くよ。
結婚したらって考えてみればわかるよ。
こんな苦しみ、こんな我慢を一生続けていけるのかって。
いける?無理じゃない?
そしたら、いまだけの執着だけで、一生決めちゃ駄目だよ。
自分の人生を守れるのは、
自分しかいないんだから。
年齢で焦るのもあるよ、
私も、自分の彼氏があまりによく出来た人だったし、
やさしいし、マメだし、私をとっても大事にしてくれたし、
ある意味、ほかの女の子から見たら、
「超あたりじゃないですか!!!!何言ってんの!」って感じだと思うけど、
そしていまでも尊敬してるし、大好きだけど。
でも。
私の生きていきたい方向と、
彼が心のそこで望んでいるものが違うのであれば。
やっぱり一生は我慢できない。
いまは好きだから我慢するパワーがあっても。
もしも好きパワーがなくなってきたら、
私はきっと、後悔する。
そんな気がするから。
何も、合わない人と無理してうまく行かせようとすることないよ。
そこまでして結婚しなきゃいけない理由なんかないよ。
そういう人が無理して我慢して結婚しても、
いつか「夫を好きでなくなりました」なんて言ってダブル不倫とかにはまるんだよ。
イブの日に、すごく暗い話になっちゃったけどさ。
でも、
クリスマスだし、寂しいし、
もうつらくて苦しくて、なきたい、というなら、一度、
この我慢、本当に一生していくべきもの?
それとも我慢を我慢と思わないで済む方法はある?
って考えてみるのはどうでしょう。
私は、開き直ってからはずいぶん楽になりましたよ。
いまは、仕事も、毎日、充実してて楽しいです。
そう、
私は、この仕事を、やめることなんか、できないんです。
だって、
それをやっていてこそ私、なんですもの。