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幸せの天井

 どーっもすみません!
完全につぶやきに逃げておりました。_| ̄|○
いかん、twitter危険すぎ。
さて、気を取り直し、
今日はさくっと、
人間に幸せの天井はない、っちゅう話。
私自身、よく人から言われますが、
「あんたは恵まれてんね~」「幸せそうだよね~」って。
おいおい、この歳で結婚してない仕事系女子の
どこが幸せそうだよ?!って思うけど、(;´Д`)
でも、実際客観的に見れば、うむ、恵まれてると思う。
だけどさ、よく思うが、
私から見てすごい「恵まれてる」「超うらやましい!」な人も、
その人に聞けば、案外あれやこれや悩みもあって、苦しいこともある。
そんでもって、私も言わずもがな、
ある部分は恵まれてるけど、
足りない部分はいっぱいある。
ほしがろうと思えばきりがない。
不幸だと思いたければ思えるかも。(思ってないけど)
つまり。
幸福には、ある明確な尺度などない。
ここまで手に入れれば幸せ、ってのはなくて。
たとえば、結婚して子供が生まれれば幸せか?
いや、今度は、子供の受験がどーの、だんなの給料がどーの、と
それはそれで悩みは尽きないし、
もっとうらやましいご近所さんだの、カリスマ主婦だのが目に入る。
同じように、
彼氏がいても、悩みはつきないよね。
ほかの彼氏に比べて全然会えないとか、
やさしい言葉がないとか、
お金がなくて旅行に行けない、
などなどなど。
私たちは、自分の幸福に天井を見ないのです。
どこまでも、どこまでも、
もっともっとと幸せを求めてしまう。
今の状態に満足できない。
他人がうらやましい。
そして、
もしも彼がこうしてくれれば、
もっとこういう風になってくれれば、
もしもプロポーズしてくれたら、
結婚できれば、
あれやこれや、
相手に期待して、勝手に条件を設けて、
それがかなえられれば幸せになれるのに、とため息をつく。
でもね。
たとえ、その願いが一個ずつ叶ったとしても、
人間は、もっともっとと思うのを止められない。
付き合う前は、ちょっとしゃべるだけで幸せだった。
なのに、付き合ったあとは、そんなことも忘れて、
相手に要求するものばかりが目につく。
もっと会ってほしいのに。
もっと連絡してほしいのに。
もしも優しくしてくれたら、
話を聞いてくれたら、
私はもっと幸せになれるのに。
そして相手にどんどんそれを要求する。
もっと、もっと、私を愛してほしい。
私を好きなら、
私を幸せにしてほしい。
どうしてか、私たちは、
相手の好きだと言う気持ちを、確認できるかどうかで、
幸せかどうかを測ってしまう。
そして今持っているものの大切さを、忘れてしまう。
当たり前のものだと思ってしまう。
だけどね。
どこまで行っても、
不満が勝る人は、つねに不満から逃げられないよ。
今あるものに感謝できない人は、
今あるものさえ失ってしまうよ。
どこまで行っても、
幸せに天井はない。
ただむなしく、自分がずっと不幸であると思い続けるよ。
そこから抜け出すには、
今ここにある幸せを、そのまんま幸せだと思うことだと思う。
もちろん、状況的に、
自分が傷つくような、
苦しい、孤独な、相手の心を失っている状態で、
あえてそこにとどまれとは言わない。
無理するのは禁物だけどね。
そうではなくて、
もしも、他人から見て、過去の自分から見て、
「あなたは幸せよ!」って言われるようなものを持ってるなら、
それを存分に味わったほうがいい。
なぜか、自分の持ってるものに、不安を抱くのが癖になってる人がいる。
せっかく持っているものに対しても、
なぜだか、どこからか、不安の種、不満の種を見つけてきて、
ため息交じりにこう言う。
「でもね、もしも彼がこうだったら私はもっと幸せなのに」
「どうして私だけは、ほかの人と比べて満たされないの?」
たとえば、付き合いたてで、彼がやさしくしてくれて、
いちばん楽しい時期だったら、
もう余計なこと考えないで、
彼の愛情を胸一杯に受け止めて、
幸せ!!!!!ってみんなに言って回ったほうがいいとおもうの。
「なんだかまだ彼の気持ちが見えなくて」なんて、
意味不明な謙遜してないで。
不安の種や、不満の種を見つけようとしないで。
そして、何か困難にぶつかっても、
それもまた一つの幸福への試練だと思ってさ。
「それでも私には大好きな彼がいる」
「彼のために私はがんばれる」って。
愛情を確かにすればいい。
前も書いたと思うけど、
彼氏に不満で不安な人は。
彼氏が毎日電話してくれれば満足できますか。
彼氏がいつも「あいしてる」って言ってくれれば幸せなの?
結婚するって約束すれば、その苦しみから抜け出せる?
そんなの、ほんの一瞬です。
不満を持つ人、不安を抱く人には、
何がどうであっても、結果は同じ。
ひとつ叶えば、また次の不安を探してきますよ。
そして、どんな状況でも、
彼を信じて、幸せに暮らせる人は、
どんなことが起きても、ぶれなく、幸せでいられるの。
たとえば、忙しい彼を信じて待っていられる人は、
彼の電話の回数や、メールの内容なんかに惑わされず、
彼を愛していることで、幸せを感じられる。
そして、
そういう、自分の持ってる幸せを大事にできる人が、
彼を幸せにできるのだとおもうから。
今好きな人がいる幸せを感じましょうよ。
彼が自分に振り向いてくれた幸運をもう一度思い出しましょうよ。
出会えた奇跡を、
いっしょに苦難を乗り越える機会を与えられたことを。
人をそこまで好きになることができた、自分の力を。
全部、それを持ってない人から見たら、
まばゆいくらいに幸福なことかもしれませんよ。
失って初めて分かるんじゃ、
もったいないよ。
人を想う愛情も、
人に愛されるということも、
その出会いも、
すべてのめぐりあわせが、
それだけでもものすごい幸せなこと。
自分さえ目を開けば、
自分はもう、幸せに手が届いているのだと。
青い鳥は、
いつでももう家の中にいるもんだよ。