私の場合、彼氏がいる時によく起こる症状に、
「恋愛鬱」状態というのがあって。
いやもちろんホントの鬱じゃありませんがね。
要するに、彼氏のこと(好きな人のこと)が気になって気が塞いで、
他のことはなーんもやる気が起こらない。
ただただむなしく、さびしく、だーっと涙がこぼれてきちゃうような。
無気力感。無力感。
ただ、ただ、彼からのメールや連絡を待っちゃってね。
一日がただもう寂寞としてしまう。
そういうのってないですか?
ホントはさ、
彼氏に会ってない間は自分磨きに、好きなことをすればいいのにさ。
きれいになるために、お買い物に行ったり、
お勉強したり、お仕事すればいいのにさ。
なーんも手につかないんだよね。
それを、恋愛鬱状態と呼ぶ。(勝手に命名)
なんで鬱かっていうと、やる気が起こらない、力がわかないって、
自分ではどうしようもないから。
限りなく本物の鬱に似てる症状じゃない?
はたから見りゃ、なーんて甘えた悩みじゃ!って感じだろうけど、
当人にとっては大問題だよ。
また厄介なのが、
そういう状態って要するに、大好きな彼に集中状態だから、
ネガに転んでれば、毎日不安で泣き暮らすし、
ポジでも、毎日毎日彼のことばかりで、自分の生活ってもんがなくなっちゃう。
彼中心に生活が回る。人生を決めちゃう。それもやっぱり問題なのよね。
一番いいのは、
相手と同じようなテンションで。
相手が忙しいなら自分も、恋を忘れて自分の人生を生きること。
まずは自分の決めたことを優先させて、「彼がもし・・」評価軸を捨てること。
と書くのは簡単。頭で理解するのもね。
でも、身体がついていかないものなのさ。
さて、そんな状態の時にどうすりゃいいのか?
まず大事なのは、
そういう状態だなーって自覚すること!これに尽きる。
人間は意識してないでその状態にハマってると、まったく自分で抜け出す努力をしないから。
居続けるまーんま、よくない状態だとも気付かずに突っ走ってしまう。
で、人生も、恋そのものも台無しにしちゃう。
だから、まずはそういう状態じゃないか?!って意識しよう。
そのうえで、「今はしょうがないけど、このままでは危険!」と思おう!
無理して焦っても、抜け出せない無気力は、まず自分を責めたり、状況を嘆かずに、
そのまんまで受け入れることも大事。
「だって、彼がすごい好きだから気になるんだよ!」などと開き直って見る。(笑)
それができたら、
まずは、心をデトックス。
私はよく、この恋愛鬱状態の時に、思い切ってお金を払ってでも、
自分に気持ちの良いことをしに行きます。
どんな時でもうれしいこと。
これが人によっては、走ることや泳ぐことかもしれないし、
音楽を聞きに行くことかも。
漫画喫茶で一気読みすることかもしれないし、
スパに行くことかもね。
私は何も考えないで済むので、マッサージに行きます。
岩盤浴に行って汗流して、マッサージで仕上げるのがお気に入りコースです。
そんで、もし少し元気が出たら、友達と飲みに行く・・のはちょっとやめて、
おうちでお風呂に浸かったり、美味しいもの食べたりして、さらにリラックスする。
友達と出かけても、どーせ彼氏の話を延々相談しちゃったり、
お酒飲み過ぎて具合悪くなったりするだけだから。
とにかく、いつもとは少し違う、スペシャルなことをする。
身体が喜ぶことがいいです。
そして。
その間に浮かんでくる、あんな嫌なことこんな不安なこと、そんな辛かった、悲しかったこと。
全部、デトックスしちゃおう。
私も最近すっかりハマってるセドナメソッドは簡単でいいですよ。
自分に問いかけるだけでいい。
「あなたは今、彼への恨みを心に抱いてるよね?」「はい」
「それを意識できる?」「はい」
「それを持ち続ける?」「いいえ」
「手放す?」「はい」
「いつ?」「いま」
この流れだけ頭に入れて、
実際に声に出してやってみよう。
私は、ローソク灯して、ヨガで身体をほぐしながら、
のんびりやってます。
何でも応用可能なので、恋愛以外にもむっちゃ使えるよ。
一度くらいじゃこびりついた想いは落ちないんだけど、
何度も何度もやってるうちに、ある日ふと、
そこに向かっていた執着が解けていることに気づいてビックリします。
執着とは、忘れようと力んでもどんどん絡まってくるから、
一度ぎゅっと意識して、嫌な気持ちもたっぷり体感した後で、
意識してふっと緩める感じで手を放す。
中には、まったくそういう意識もなく執着し、
好きだ好きだと彼を想い募る人もいるだろうけど、
それもやっぱり病的状態。心が健康ではないの。
人間て、恋愛だけで何十年も生きていけるわけないんだから。
結婚したら、その恋も、日常になる。
恋しかった彼も、いとしかった彼も、普通の同居人に変わっていく。
それだけはどうしたって変えられないもの。
むしろ恋をそのまま美しく保ちたいのなら、
今すぐ悲恋で引き裂かれたほうがいいくらいです。
いやホント、そう思うよ。
引き裂かれ、彼の心をうしなった恋、悲恋ほど、
今でもその彼を恋しく思う。
あんなに素敵な人にはもう出会えないと思う。
でも、それは、恋が美しいまま冷凍保存されたから。
死んだ恋はいつまでも美しいまま。
だけど、恋は生もので。
どんどん腐っても行くし、劣化もするよ。
人間だって、年を取る。お互いに慣れもするし、嫌にもなる。
それでも、私たちは生きていかなきゃいけないし、
自分の人生を守っていかなきゃいけない。
結婚したら子供産んだら人生終わりじゃないよ。
そこから人生が始まるんだから。
失った恋を嘆くのもいい、最初のうちは。
でもどこかで、歩きださないとね。
そして、今いる彼を想って不安なら、
もっと先の先を思い描いて。
30年後、結婚して、それでも彼はそのままだと思った時に。
それでもいいのか。それともその彼をあきらめるのか。
そういうものだと受け入れて、明るく状況をとらえ直すのか。
なんだってできる。自分の考え方一つで。
どうにでも変わるんだから。
恋愛鬱は、克服できます。
自分さえ、克服しよう戦おうと思えれば、
絶対に。
まずは身体を使って物理的に、物事を動かすこと。
そして、自分の意思で動くことに、喜びを取り戻すこと。
相手から制空権を取り戻すこと。
それができた自分を褒めてあげること。
それが大事。
執着に振り回されない女は強いです。
魅力的です。
男から見ても、頼もしい女です。
そういうのを、目指したいね。
ぐずぐず泣いてる子供のような女の子は、
最初だけしか機嫌とってもらえないんだから。
めんどくさいレッテル貼られる前に、
自分で何とかしよう!
きっと変われるから。