ほんとーーーに、すみません。
まったく更新をさぼってました。
っていうか、別に雲隠れしてるわけでもうつ病になってたわけでもないのは、
twitterとかのぞけば分かっていただけると思いますが。
いやー311がね。
結構堪えてましてね。
あ、皆さんは大丈夫でしたか?
被災された方、ご親族お友達にご不幸があった方、
心からお悔やみ申しあげます。
本当に、あれから何もかもが変わってしまいましたね。
表面上は変わってない毎日を送ってますが、
自分でも、すごくいろんなことを考えたし、
今まで当たり前だと思ってたこともすごくはかないものだったり、
とても頼りないものだったり、
かといって、今まで、
「嫌になったら海外に行っちゃえばいいや」とか軽く考えていたものが、
それって、帰る場所があるから言えることだったんだって。
日本があるから、東京に住む場所と、生きる場所と、受け入れてくれる社会があるから
外へ出てもいいっておもえてただけなんだって思い知ったりして。
改めて、これからの人生をどうしようかなーって考えてた。
そんで、仕事の面でも、このままではやっぱり駄目だから、
勇気を出して一歩踏み出していこうとか。
いろいろとね。
この先のことを。
この3カ月余りは、本当に、
好きだった人さえどうでもいい人に感じてしまう(笑)
驚くべき転換点だったね。
正直、
こんな命の危険とか、将来どうしていくかを考えなきゃいけない
極限状態で、(私は個人的にそんな切羽詰まってなかったけど)
「振り向いてくれない彼を想い続けるか」とか、
「二股されてつらいけど耐える・・」とか、
言ってる場合じゃないよ!!!!ねえ!!!!
とか思いませんでした?
私は、思った。
(;´Д`)
実は、震災後直後、原発がいよいよ危ないってときに、
昔の彼にバッタリ会って、ご飯食べ行ったんだよね。
お互い独り身で、私的には、過去最高に好きだった彼だったので、
「もしかしてこれって運命なの?!」とか
ドキドキしてみたり。
でもさ、ご飯食べてて話してて、
そりゃ昔どおりですよ。話も弾むし、
相変わらず趣味も考えもぴったり同調してて、
彼のことは私が一番分かってるんじゃない?ほら?って思った。
でも、そこにあった強烈な違和感。
それって、
その極限にピリピリした状態の中で、
彼が私を、
「命をかけて守ってやりたい」って
別に思ってない、ってすごく感じちゃったから。なんだよねー。
そりゃそうだ。別れて5年もたってる女に、
そんなこと感じるお気楽な男はいない。
でも、その感じが、2人の間の距離と、年月を
私に思い出させたんだよね。
あー、もう2人は、
ただの知り合いなんだな。
彼にとって私は、もうそういう存在になっちゃったんだな。って。
男の子ってさ、
自分が本気の女の子は、何が何でも自分のものだと思ってるから、
悪く言えば所有物みたいなものだから、
自分に属するものとして、
何が何でも守らなきゃって思ってる。
どんなに弱い男でも、
自力で守れないなりに、
「ねえ、早く逃げようよ!危ないよ!死んだらどうするんだよ!」
って言う。さわぐ。
相手が大事だから。いなくなっちゃうことなんか想像できないから。
平和な時は何とでも言える。
いいこともやさしいことも、言える。
もしくは何も言わないでも本気見せなくても
女の子が自分を好きでいてくれるって思ってる。
でもこういう状況になった時にさ、
本気の女の子には、絶対に連絡するだろうし、安否を気にするものだと思う。
そういうこと思いつかないような関係だったり、
彼のほうがもう自分のことで手いっぱいで、
こっちのことは頭から抜け落ちてるようなら、
それは悲しいけど、そういう程度のものなんだって思うしかないんだよね。
今回ほど、旦那さんっていいなーって思ったことはなかったね。
家族、自分が守るべきものって当たり前のように思ってる男の人が、
すごく頼れるように見えたし、
(どんなにおろおろしてる人でさえ)
同じように、自分もまた、
まず何より安否を気にして気もそぞろになるような存在、
何よりも守らなければと思えるもの、があってほしいと思った。
守るべきものがある人は、結局どこかですごく強い。
そこに、ひとつの大きな法則があるからね。
守るべき人を、守る。
何があっても、この人と、いっしょにいる。
という。
一人はやっぱりさびしい。
どう生きていくかを決めるのも
どこへ行くのかも、
自分で決められるから、決められない。
誰かのために、生きている人がうらやましい。。
でもある意味、
震災でハッキリしたことがあるのは。
どこにいても、どんな風に生きてても、
その人が何をしている誰なのか、ではなくて、
その人がその人であることが大事というか。
その人がいる場所が私の帰る場所だと
思えるような、
そんな人と一緒になりたいなと。
「あなたといっしょなら、
どこで何をして生きてても大丈夫。
ここが私の生きる場所なのよ」と、
おおらかに笑っていられるような
そんな人を見つけられたらなと思います。