サイトアイコン 恋はいばら道

片思いは一人に集中するな

恋は3本柱、と本にもブログにも口を酸っぱくして書いてるけど。
いやほんとーーーに、そうだよ。
っていうか、3本でなくてもいい。
1本でさえなければ。
2本でも4本でも6本でもいい。
なぜ一人に集中するのがいけないのか。
それは、一人に集中することで、
逆に、その一人から好きになってもらえる率が下がるから。
一人に集中するとさ、どうしたって、
その人の価値観を探ろうとする。
すべてがその人の一挙手一投足で埋められる。
まだ別に、そんな仲でもないのに、
彼が自分に何もアクションを起こさない だ け で、
彼は自分を好きじゃないんだ、迷惑なんだと思いこむ。
そしたら不思議と彼に対して卑屈な態度を取り始める。
本当は。
男ってのは、
自分がスイッチ入らない限り、
別段自分から行動を起こさないもので。
相手の女の子がガンガン攻めてくればなおさら、
「自分からいかなくてもよさそーだよね」って。
そうなっちゃおしまい。
男は、どんなに草食だろうが、性欲薄そうだろうが。
追いかけさせてあげるのがマナー。
実は昔から男のある特性について私は苦しんできたんだけど。
それは、
男は、最初に会ったときに、「この女とHする気になるかならないか」
つまりは「女と思えるか思えないか」を決めてるらしいんだな。
そして、その判別は、実はその後仲良くなった後もほとんど変わらないんだそうだ。
女子は、そんなことないじゃん。
その人の人柄を知って行くうちに、最初は「絶対ない!」って思ってた男も、
「ありかも」になるじゃん?
だから女子は、仲いい男子に期待をかけて好きでいたりするんだけど。
実は、男子達は、最初から、恋愛対象内・外を分けて接してるんですよ。
どんなに仲が良くて、分かりあってても、
男女の仲でないと分類されてれば、近づいても近づいても無駄。
たとえば私なんかは、
ものすごく男気な女子なので、
ものすごーーーく仲良くなるし、分かりあえるし、いっしょにいてもすごく楽しい、
という特別な関係にはなれるんだけど、
残念ながら、「女とは思ってなかった」「彼女と言うより友達のほうがいい」と言われる。
_| ̄|○
こういう場合、まずは、男が私を女と見てるか見てないか、
それを判別しておかないと大変な誤解になるんだな。
そこでピンポンダッシュの出番なわけですが。
ピンポンダッシュして、男が追いかけてこない場合、
そりゃショックですよ。
がびーん、ですよ。
マジで?私はうまく行ってると思ったのに、
彼は単なる友達だったわけ????
これマジで私しょっちゅう起こってますよ(;´Д`)
でもさ、
それってホント、しょうがないの。
だって、彼が私を女として好きじゃないなら、
それは彼が私の運命の人じゃないってことだもの。
恋愛はさ、
数こなすことが目的じゃなくて、
たった一人の人を探すことが目的でしょう?
自分を好きになってくれないいい男なんかに引っかかってる暇があったら、
私だけのたった一人を探さないと。
で、
3本柱の話。
男ってのは不思議なもので、
ただひとりと思いこんで、集中して、一日一日メールを待って暮らすような時、
男はまったく追いかけてこない。
こっちの気持ちが「追いかけ」モードだと、
まったく、男は追って来ません。すべからく。
そういうときほどこっちは気が狂いそうに集中する。
でもね、そういうもんなんだよ。
ってまずあきらめよう。
彼が特別なんじゃない。
振り向かないから、特別になってるだけ。
まずは深呼吸。
そして、
彼と同じくらい、好きな人を見つけよう。
見つけに行こう。
恋は、回路が開く、開かないという状態があって。
片思いで、一人きりに集中している時、
女の子は、完全に恋愛回路が閉じている。
彼以外を拒絶して、彼を特別視して、
彼以外の何をも受け入れられなくなる。
彼の価値観、彼の興味のあるものだけが、目に入り。
彼一色になる。
それは、じつは女として、魅力がミニマムになってる状態。
だって、汎用性がないですもの。柔軟性がない。
受け入れる素地がない。
女は、しなやかさ。
女は、気まぐれさ。
女は、そういった、可変性に魅力がある。
猫の目のように変わる、しなやかに動く、その心の動きに、
男は魅了されるもの。
自分の知らない彼女の横顔。知らない性質。
そういうものを効果的に見せることで、
男の独占欲を動かすことができる。
だとすれば、
彼だけを待つ、彼仕様な女では、彼の心を動かすことができないのは自明。
もしも、2人以上好きな人がいれば。
それは、恋愛にオープンになってる状態。
おもしろいもので、2人以上好きな人がいると、
次から次へと、素敵な男性が現れて、どれもこれもオープンな状態になる。
いわゆる惚れっぽい状態。
そうなればしめたもので、
恋愛回路が完全に開く。
勘がよみがえる。
いつでもどこでも、恋愛に感性がリンクしている状態になる。
時にはある男を想うのに、時に別の男のことでもの想いにふける。
その都度、見せる顔は違うはず。
好きなものも様々に変わるはず。
その多様性が、
恋愛においては有利に働くのだと思う。
一人の男に集中するのは、
その男が誠実をこちらに誓ってきてからで遅くない。それまでは。
猫の目のように変わる、
男を翻弄してやまない、
まさに理想の女であり続けるべきだ。
恋愛回路がオープンでさえあれば、
次々と、新しい男がやってくる。
どんな可能性もありだと思える。
大事なのは、その、「可能性がオープンになる」ということ。
どの人も、未来の夫になりうる。
これは、一人きりに絞って、彼だけを神格化している人にはできない発想。
私は、だから、いつでも誰にでも恋できる状態に自分を置いておきたい。
一人に集中するのは、
相手が私に集中してから。それから。
話はそれからだ。
どんな人にも素敵な部分があり、
素敵な未来へつながっている。
この世には、愛すべき男性がたくさんいて、
そのうちの一人に、早い段階で狭める理由などない。
彼以外愛せない?
そんな心の狭い愛で、
彼を本当に受け入れられるだろうか。
いかようにも変わる、うつろう人間性と関わるのなら、
今見ている彼の幻想など捨て、
すべての男の愛すべき点を数えよう。
どんな男も、恋の回路でつながっている。
大切なのは、そのだれが本気で私を愛するか、だ。
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