最近、むっちゃくちゃ幸せ。こんなに幸せですみません!
神様ありがとう! な部長ですが、(何)
過去の恋愛や他人の恋愛を振り返りつつ、思うに。
やっぱり、自分を幸せいっぱいにしてくれる男、
それこそまさに、私にとって最高の男ってことなんだなーってこと。
どんなに他人にうらやましがられようが、
どんなに自分が思い込んだ人だろうが、
結局、その人が私を想ってくれて、
会いたいと願ってくれて、
私といっしょにいて幸せだと思ってくれなければ、
なーんの価値もない。
私が不安で、私が不幸で、
私が満たされない男だったら、
大統領だろうが、イケメン俳優だろうが、天才科学者だろうが、
何の意味もない。
「自分を幸せにしてくれない男はスッパリやめるべし」
これは、私の大事な恋愛哲学ですが。
20代中盤まではいいです。
どんな恋愛でも糧になるし、
まずは、恋して苦しんで、切なくもだえることで、
恋愛の酸いも甘いも味わっておかないと、
人生に禍根が残るかもだしね。
でも、20代後半から30代は、
絶対に、絶対!!!
自分を幸せにしてくれる男以外に、
引っかかってちゃダメ!絶対!
別れられない、とかねぼけたこと言ってるな!
どんどん年をとるごとに、
残された年月を数えるようになるよ。
そのとき、もうこれ以上は試しに付き合ってる場合じゃない、
好きだけど、ずるずる付き合ってると、人生もう摘んでしまう、
という局面に立たされるよ。
今更だけど、
自分が30代、まったくその「残りの年月」の発想もなく生きてきたことを後悔する。
好きだから、別に結婚なんかしなくても、
側にいられて幸せだから、
そんな馬鹿な発想で、
別れるべき人と別れられなかった。
だけど、30代後半になって、
もうこの先の人生、
結婚しないなら付き合っていてはだめだ、と思った時は、
好きな人、私を愛していてくれた人すらも、
別れるという決断を選ぶしかなかった。
本当は、
つねに、そういう発想でいなければいけなかったんだと思う。
これ以上先へ伸ばせば、どこへも行けなくなるような、
そんな年になるまで、
人と付き合うことの意味、
付き合う人を選ぶということの意味が、
本当のところ分かってなかった。
仕事ばかりに目が行って、
自分の時間を守ることばかりに頭が行って、
結婚=人生を阻害するもの、
キャリアをあきらめることだと、勝手に思い込んでいた。
あの頃の私は、
キャリアか、結婚か、二択だった。
キャリアを捨てることなどできないくせに、
人からどう思われるかが怖くて、
結婚してキャリアを捨てるという悲壮な決意をしては、
やっぱり無理だと、戻って来た。
でも、そうじゃなくて。
結婚も、仕事も、どっちも手に入れるために努力すればいいんだ、
そういう相手を選べばいいんだと、
実に単純な事実に気付いたのは、本当にここ数年のこと。
自分が恐れていたことの内容が、実は、
中身のない妄想でしかなく。
ただ単に、完璧な専業主婦だった母親の影響で、
結婚に対する自分自身のハードルが勝手に上がっていたからだったと、
ようやく気付いた。
正直、遅かったと思う。
そこにたどり着くのに、
どんだけ回り道したんだろうと思う。
だけど、真実はいつも、
ごくシンプルで、すぐそばにあるものなんだね。
気づけばすぐに分かること。
何が自分の求めているもので、
何が自分にとって必要だったのか。
手に入れて初めて、
自分が欲しかったものがこれだったのか、と分かる。
自分さえ、そういう人生を望む、と決めて、
それに合う人が現れると信じて暮らせば、
本当に、そういう出会いがやってくる。
結婚してキャリアを捨てる覚悟をしたときは、
経済力があってキャリアを捨ててほしいという彼氏が現れた。
結婚しても仕事を続けたいと思っている今は、
本当の私を受け入れてくれる人が現れた。
何を、自分が本当のところ望んでいるのか、
それを自分でしっかり把握することなんだと思う。
本当に望んでいるのはどんな暮らしなのか。
それを、自分で自分を偽ることなく、
決して無理せず、頭で考えた結論でなく、
本心から願えるのか。
それさえはっきりしていれば、
それを受け入れる男以外は選ぶ余地がないと分かる。
好きでも、
どんなに好きでも、
それが一時的な激情でしかない、そんな関係がある。
その先はどこへも行けない、
お互いが行き詰まる、そんな関係がある。
お互い好きな気持ちで相手を傷つけ、
未来への不安で震えることが、相手への想いだと、せつなさだと思ってしまう、
好きな気持ちで、どんどん消耗して行く、
そんな、2人で魂を食い合う恋愛もある。
そして、女子は、多大な妄想力と、
ロマンチシズムで、
そういう悲しい恋愛を、本物の恋愛だと思ってしまう。
むすばれないからこそ、美しい。
達成できない想いは、せつない。
でも、それはそれ。
それが一生を縛りつける想いになってはいけない。
私たちは、
幸せになるために、
好きな人と、幸せな家庭をつくるために、
その人と一緒に生きる人生を、未来へ記憶して行くために、
生きている。
すべての人間は、女性は、
愛されて、大切にされるために、
生まれてきたんだ。
自分を卑下してはダメ。
どんな時も、相手より自分を大事だと思うこと。
相手に卑屈になっちゃダメ。
本当の強さや、本当のやさしい愛情は、
自分を認めて、自分に誇りがあり、
自分を愛している人にしか、与えることはできない。と私は信じています。
他人に尽くすことでしか満足できない愛情や、
傷つけたり疑ったりすることでしか実感できない愛情や、
裏切ることでしか自分を満足させられない衝動は、
エネルギーの出方が曲がっている。
自分自身に問題がある。
そんな曲がった愛情ならば、
恋を一度お休みして、
まずは自分の心の中の渇いた部分、欠けている部分に、
1人で対峙するしかない。
そこからしか、幸せになれる道はない。
私は、今も、恋愛については、発展途上です。
何が正しいのか、本当にいまが正しいのか、分からない。
だけど、
たくさん迷って、悩んで、後悔して、
もしもこうだったら、と思う中でも、
だからこそ、その先の、
いま側にいる人の手を取ることができたんだと。
その人がいることの奇跡を、
心から感謝することができるんだと、思う。
たとえ、ひとつのパーツが外れても、
この出会いはなかったはずだから。
きっと10年前の私では、
彼に出会えてなかったと思うから。
何もかもが、神様の言う通り。
今はただ、
この身の幸福を、少しでも多くの人に味わってほしいと
願うばかりなのです。