さて、最近リクエストが多い遠距離恋愛。
私は、前も一回書いたけど、
遠距離は失敗した経験しかございません。
(;´Д`)
見事に他の東京女子(つまり私と条件はいっしょ)に持っていかれて、
いつの間にか二股になってたという。
サイテー最悪の経験しかないんだよね。
でも、そん時のことを思い返すに、
いろいろ反省、勉強したことがある。
それは、
遠距離恋愛、
なるたけ、会いに行ったほうがいいよ!
ってこと。
向こうの仕事が忙しい場合とか、会いに行くと迷惑になっちゃう場合もあるから難しいんだけど、
男性たるもの、
会ってナンボ、触れてナンボ、(ぶっちゃけHできてナンボ)
なんで、いくらメールや電話で愛をつなごうと思っても。
会うことの圧倒的優位性にはかなわない。
私が他の女子に持って行かれたのも、どうやらそこに敗因がある。
私は、遠距離恋愛中、自分の気持ち、つまりさびしくて、側にいてくれない彼氏に対する不安で、
逆に、その自分の気持ちを紛らわすことばっかり考えてた。
すなわち、
なるべく彼のことを考えないようにして、
友達と遊んで、
メールの数も減らして、
彼がいないことに慣れようと思って必死だった。
だけど、たぶん。
彼は彼で、そんな私を、そっけないとか、冷たいとか思ったんじゃないかなと思う。
私の場合は特に、彼が東京でない知らない場所に行く、というパターンだったから、
余計彼はさびしくなったんだと思う。
そんな彼の心境を、私は電話やメールでは感じ取ることができなかった。
その時点でたぶん、彼女としては終わってたんだと思う。
距離といっしょに心も簡単に離れてしまった。
その間に、彼の女友達で、彼を好きだった子が、
せっせと彼のもとに通って。
もちろんなにか用事をつくったり口実をつくってのことだったろうけど、
足しげく彼のもとを訪れてたんだと、
ずっとあと、彼がその子を選んで結婚したときに、風のうわさに聞きました。
あーーー、負けたな、
と、私は妙に悔しさもなく、思った。
私の負けだと思った。
男には、会っていることが何より大事なのだと、
それが途切れて、いくらメールや電話でつながってる気持ちになっても、
ちがうんだ。そうじゃなかったんだ、と。
つきあってる、という約束なんて、何の効力もない。
もろいもの。
好きだった、大事だった、
だけど、会えなくなったら、それが日常になる。
私にとっても、彼にとっても。
そういうもんだったんだなーって。
私は、ある意味、付き合ってるという関係に甘えて、
2人の関係をもっと大事に守って行く発想が足りなかったんだと思う。あの頃は。
まぁ、仕事も忙しくて、
自分のほうが大事だったからかも。
わざわざ出かけていくことに、変な意地やプライドから、抵抗感があったような気もする。
遠距離恋愛をうまく維持するのは、すごく大変なんだなって思う。
でも、その一方で、
ものすごい長い距離だろうが飛び越えて、
幸せをつかむ人もいる。
私の知ってる中でも、
旅先で知り合って、(彼の住む海外)
遠距離恋愛を1年ほど経て、ついに、
彼女が彼のもとに駆け付けて結婚、という人もいる。
いまは海外で幸せに暮らしてる。
その彼女も、
やっぱり遠いかの地に、会いに行ったりしてるんだよね。
というわけで、
遠距離恋愛は、できるだけ会いに行ったほうがいい。
会えるよう努力したほうがいい、というのが私の意見。
それとともに、もうひとつ、別の経験から。
遠距離恋愛では、
どうしても寂しさと不安に負けそうになる瞬間があるよね。
何かあった時に、側にいてくれない。駆けつけてくれない。
その不安、物理的に横たわる距離というものに、
負けそうになるよね。
その、不安は、
紛らわすんではなく、
しっかり受け止めて、乗り越えるしかないってこと。
不安は、彼が解決することではなくて、
自分で解決すべき問題。
そもそも、側にいてくれる「彼氏」と、
遠距離の彼氏は、まったく別物だから。
同じように考えると不安で死にそうになる。
だから、
遠距離の彼氏は、
信じるしかない。
どんな不安な要素を見ても、気にしないで、
ただひたすら、
2人はお互いが運命だと信じて、進むしかないんだと思う。
不安が入り込んだらもう負け。
不安は拡大する一方だし、
不安を自分で認めれば、
その先は、それが現実になるだけだから。
でも、正直、
遠距離先で何が起こるかは誰も分からない。
当の本人も、分からない。
身近にいる他の人に目が向くかもしれない、
遠くても大丈夫なことで、「そんなに大事な人ではないのかも」と
冷めてしまうかもしれない。
でも、そんなことを心配しだしたらきりがない。
だって、確かめるすべはないのだし。
いちいち会うたびに問いただしているようでは、
関係はこう着していくよ。
だから、もしも遠距離で貫く!と決めたなら、
多少のことがあっても動じない位、
彼のことを信じるしかない。
多少のこととは、
たとえば、向こうでちょっとした間違いが起こるとか、そういうこと。
いっしゅん心が離れてしまうことかもしれない。
それでも、最後の最後は、彼と自分はきっと結ばれる相性なんだと信じられるなら、
細かいことを見て不安を集めて行くよりは、
ざっくり、
会えること、会えるタイミングだけのことだけに集中して、
そこで2人の絆を補強して、
それ以外はあえて鈍感でいるくらいの心持ちのほうがいいと思う。
何度も言うけど、
側にいる「彼氏」とはまったく別物だと思ったほうがいい。
期待はしないほうがいいし、
目線は、あまり間近に持っていかずに、なるべく遠い未来へ。
もしかしたら、彼以外の男性を見比べる期間にしたっていいくらい。
男友達とごはんに行くのもいいと思う。
ただし、寂しさに負けて、別の男の手を取ることだけはやめたほうがいいけどね。
(;´Д`)
寂しいというだけの理由で選んだ男は、ろくなものではないからね。
とにかく、
会うことを大切に。
それから、自分の中の不安を克服すること。
この2点に尽きますね。
そして、私はとても弱かったから、
その2点に置いて、負けました。
他の女にではなく、遠距離に、負けました。(苦笑)
正直、遠距離は難しいと思うよ。
相当気持ちのコントロールも、大変だと思う。
いまがんばってる人は、
ホント、応援したい。がんばれって思う。
だから、
いまくるしかったり、つらかったりは、
別におかしいことじゃないんだし、
自分を責めないで、
「私ガンバってるよなー」って褒めてあげてね。
希望のある未来を夢見ることができた人だけが、
きっとそのままの未来を手に入れることができるのだから。
そして、もしも距離に負けたとしても、
決してそれは、弱いということではないと思うよ。
そもそもがとてもハードル高いことなんだから。
負けたってしょうがないよ。
それはそれ、
きっとそういう巡りあわせだったんだって、
思うほうがいいと思う。
私もたぶん。
遠距離の彼にとっては、
私ではなく、
もう一人の、通って来てくれた友達が、本当の人生のパートナーだと、
気づくきっかけになったんだと思う。
そして、いまも幸せそうな彼を見ると、
そういうめぐりあわせでよかったんだなと、心から思えるもの。
あまりガチガチに考えず、
必ず自分とよく話し合って考えればいいと思います。