皆さまお久しぶりです!
すっかりご無沙汰すみません。(;´Д`)
twitterをお読みの方はご存じのとおり、
なんだかんだで結婚式をフルコースでやってしまい、
(神社で挙式→レストランウェディング→2次会)
しかも国内ですが新婚旅行にまで行ってしまいましたー!
いやいやバタバタした毎日でございましたが、
ようやくここに来て一息。
で、今日は、ちょうどそんな、多忙極めた新婚生活を送りつつ、
あ~そうだな~と思ったことなど。
私もさ、昔はよく言われたのが、
「あんたって尽くし屋タイプだよね」です。
これちょっとやだったんだけど、当たってた。(爆)
何しろ恋に落ちると、相手のことだけ120%200%でしょ。
ただでさえ集中力があるし、パワー全開だから、
アドレナリンが出てると、そりゃもうすごいわけよ。
寝てなくたってへーき。
相手のためならなんでもしちゃう。
無尽蔵なパワーが湧きだして、
それが自分でも楽しくて。
恋してると無敵って気分になれたなー。
でもね、
結局、恋の猛烈パワーってのは、
恋が成就するまでか、
恋愛初期までしか続かない。
片思いは延々、成就されないままエネルギーを補充できちゃうので、
続くかもしれないんだけど。
彼のために料理をつくって待ってるとか。
彼の仕事のお手伝いをしちゃうとか。
彼のためにオシャレに気合い入れるとか。
そういうのって、
「彼のため」「彼が喜ぶため」って思えばこそ力が入るし、何でもできる。
でも、私は、そういう
「彼のため」っていう発想で尽くしていると、
いつかはどこかで破たんすると思う。
「彼のため」っていう気分は最高です。
女性は誰かのために何かをすることで、幸せな気分になるし、満たされる。
それこそまさに母性本能のなせる技だと思う。
でもね。
「彼のため」っていう発想にはどうしても、
「自分は犠牲になっても」とか、「ここまでやっているんだから」という気分が
付きまとうと思うんですよね。
人間が、何の見返りもなく誰かのために無心で奉仕できるのは、
母親→子供のケースだけだと私は昔から思ってるんですけど。
そうでない場合、
どんなに愛する人だって、尽くした結果
感謝もされない、特別だと思われないのであれば、
その行為は虚しいと思う。
自分はただ慈善行為をしてんのかなって思っちゃう。
もしくは、自分は都合のいい女なんじゃないの?って情けなくなる。
それはでもさ、
評価軸があくまでも「彼」になってるからだと思うんだ。
「彼のために」やっていることだったら、
その当人である「彼」が何かを評価してくれないと意味がないわけで、
彼が感謝したり、愛してくれたり、大事にしてくれたりしないと、
不満に思う。
ぶっちゃけ言えば、彼に気に入られたくてやってることだから。
彼に好きになってほしくてやってることだから。
そういう「彼のために」発想は、絶対にいつか不満を生むし、
怒りを生むし、むなしくもなる。
そしてある日ばかばかしくなって投げ出したくもなる。
私も昔、誰かのためにとこまこまと楽しく世話を焼くのは楽しかった。
でもそれはあくまでも、非日常の楽しさで、
永遠につづく種類のものではなかった。
いつかその純粋な(と最初を思っていた)気持ちは疲弊して、
「どうしてわかってくれないの」「どうして同じものを返してくれないの」と、
相手を責めるようになる。
自分ばっかり相手を好きなことに嫌気がさす。
そんな状況で、関係など続けて行くことは難しくて。
結婚したいま、すべてが当然の生活になって思うことだけど、
何かがスペシャルである場合、それを維持するのは力がいること。
そしてそれがいつか終わってしまう危険のあるものなんだ。
だったら、どうすればいいのか?
それは、すべての評価軸を「自分」にすること。
「彼のため」という発想を、すべて
「自分のため」に言いかえる。
もしも、自分のためにならない「彼のため」が出てきたら、
それは思い切ってやめる。
たとえば、私は毎日仕事で遅くないかぎりうちでご飯つくってますけど、
それも、「彼のため」だと思っていれば、たぶんどこかで不満が生まれる。
これは、あくまでも「自分が食べたいものを」
「自分の生活の向上のために」
「自分の力量の範囲内において」やってること。
それを彼にも分けてあげてる。
その結果、彼もハッピーなようだ。
そんな風に考えるようにしてる。
そうじゃないと、ぶっちゃけばかばかしくてやってられないところもある。(;´Д`)
なんで私ばっかり?と
思おうと思えば思える。
仕事忙しいしね。
それをそのまま表に出して、
「私も働いてるんだから家事はしないよ」って言うこともできる。
でも、私の持論ですが、
男ってのは、
結局、衣食住が大事なんだと思うので。
衣食住を整えてくれる場所=帰る家なんだと思う。
よく胃袋つかむって言うけど、
ほんとだよ。
毎日の食事が健康的で美味しくて、
清潔で安全な場所で寝られて、
衣服を整えられたら
またあらたな仕事に出て行く。
その場所が、彼らにとっての結婚なんだと思う。
家に男は2人はいらない。
どっちも働いてるからって、
どっちも家事しないでいいってわけでもない。
なので、私はできる限り(ま、あくまでもできる範囲でw)
妻としてできることをしようと思う。
でもその際にも、
あくまでもこれは自分が決めたことで、
自分が自分のためにできるたくさんのことのほんの一部で、
彼にもおすそわけしてあげてるんだ!って思うようにしている。
でないと、恨みが積み重なる。
彼に何かをしてあげているという
気持ちが強くなりすぎる。
もちろん、2人のためのことを、2人ともが努力してやるのは当然のこと。
私も、あまりに私だけが家の何かをやっている状況だと文句も言います。
でもそれは、「あなたのためにこんなにやってるのに」ではなくて。
「2人のことだから、あなたもいっしょにやってよ」と言う。
私が何かの行為をするのは、あくまでも私の意思だから。
そんなことやってって言ってないじゃん、と言われればその通りでしょ。
勝手にやったんじゃん。勝手に尽くしてるんじゃん、ごもっとも。
だから、そうは思わないようにしてる。
あなたのためにではなく、自分のため。
私が相手に要求するのも、
あなたのためではなく、私のため。
そうやって、無意味な不満を自己生産しないように心がけてるのです。
もちろん、
そんな風にのんびり構えてやっていられるのも、
最終的には、彼が喜んでいる顔を見れるからだとは思うし。
「美味しいね」「またご飯食べたい」と素直に笑ってくれるからだと思う。
結果的に彼が私を愛してくれているから、
私にとっては、このすべての毎日のことも、
何とかやりぬいて行けるんだと思う。
それでも、忘れずに。
「彼のために」と尽くすより、
結果自分が楽しいから、と考えよう。
そうすればすべてのことに、気持ちが軽くなる。
相手にとらわれる気持ちも、
相手の反応行動にいらつくことも、
ぐっと減るんだと思うんです。