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「嫌われる勇気」に大共感

皆様、こんにちは!
twitterにはちょろっと書いたけど、最近になってようやく話題の『嫌われる勇気』を読みました。

これって、タイトルだけだとお決まりの自己啓発かなぁって思ってて。
読む気しなかったんだけど、前から気になってたアドラー心理学の本だと知って、
急に興味が出て読みました!

そもそも、twitterなどで流れてくるアドラー心理学自体が、この本発だったのですね・・(;´Д`)しらんかった

で、読んだところ、
「なーんだ、これはそうだね」って共感部分が大きくて、
これはぜひとも、恋に悩む皆様にも読んでほしい一冊です!

ちなみに、
表題の、「人に嫌われても気にすんな」的要素は、全体のうちのほんの一部です。

「いっしょにいて、どこか息苦しさを感じたり、緊張を強いられるような関係は、恋ではあっても、愛とは呼べない。人は、『この人と一緒にいると、とても自由にふるまえる』と思った時に愛を実感することができます。
劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な、きわめて自然な状態でいられる。ほんとうの愛とはそういうことです。」(『嫌われる勇気』より)

とかって、まさに!
恋愛部長がいつも言ってたことじゃん!
別にアドラーぱくってたわけじゃないからね!(爆)

あとは、
他人を変えることはできない、変えることができるのは自分だけ。とか。

まさにまさーに。

私よりずっと過激なのは、
トラウマなんて嘘!と断じてること。
これは、ちょっとむむ??と考え込んじゃったけど、
トラウマが完全に存在しない、ってことじゃなくて、
トラウマだと思うから、トラウマが効力を発揮するって意味だと思う。
過去に囚われる人は、過去に囚われたくて囚われてる、と。
自分であえて何度も振り返るから、そこから抜け出せない、
というのは私もagreeです。

そこからいっぽ出る勇気さえ持てば、自分は変わる。人生は、変わる。
そういう「実践的」な心理学(というより、心理療法)なんですね。
大変納得感が高いです。

でも一番難しいのは、劣等感と劣等コンプレックスの下りで、
他社との競争ではなく、理想の自分との戦いにせよ、とか
人間関係には上下の縦関係を見るな。横でとらえよ、とか。
その辺は、結構どんなにがんばっても難しい発想もあります。
私なんか、もう超、劣等コンプレックスの塊ですしね。
(アドラーは、「劣等感」と劣等感から来るこじれた発想「劣等コンプレックス」を区別してます)

でも読めば読むほどに、
自分は人間関係の中で劣等コンプレックスや、恋愛問題、親子問題でぐずぐず悩んでいて、
すぐ言い訳つくっては、頑張らない自分に甘んじてて、
思いっきりダメな状態なんだなーって思う。

アドラー、もっかい読んで、さらに実践できれば少しは変わるかな。。

ということで、
人間関係に悩むあなた。
自分なんかもう駄目よ、と落ち込んでるあなた。
彼はどうして私のことを見てくれないの、と恨みがましく思うあなた。
過去のトラウマに苦しんでいるあなた。
ためしに、
「嫌われる勇気」読んでみてはいかがでしょうか?