サイトアイコン 恋はいばら道

自分がしたいこと優先にすると恋は後退する

ごぶさたしてすみません!
さて今日は、FBのほうに来た相談から思ったことなど。
相談内容的には、
「別れた彼といまだに連絡できてしまう状況で、
彼も昔と変わらない態度で接してくる。でも復縁はないときっぱり。
今後連絡をきっぱりとらないほうがいいのでしょうか?」
というものです。
さて相談内容に対するお答えは、
もちろん、
「彼が復縁がないと言ってるんだから、いまは彼の態度に期待しても無駄。連絡は絶って、彼は好きな人フォルダーに入れておきましょう」です。
別れてるのに未練でだらだら会っていても、
自分の価値は上がらないままだし、
彼も安心しきって、結局友人以上恋人未満の
楽だけど進まない仲に陥ってしまうのが目に見えています。
とまぁ、そういうことをですね、理路整然と書くのは簡単なんですが、
人間て、そういう風に、理屈では考えられても行動できなかったり、
何かしらの理由をつけて、逆の方向へ行きたがるものなんだよなーとも思う。
だからこそ恋愛はいばら道なんですねー。(;´Д`)
要は、結局、自分の中には彼に期待したい気持ちがあるんですよね。
彼がいまだにやさしかったりして、二人の仲が今まで通りに思えて。
本当に別れたのかな?
このまま心地よい関係でいれば、
いつかはまた自然と元に戻れるんじゃないのかな?
って。
そう思いたい。
だって、彼に会いたいんだもの。
まだ好きなんだもの。
自分のしたいようにすることを、
抑えることって、実はものすごく大変ですよね。
好きな人に会いたい気持ちを抑えるのは大変。
だから、よく恋愛相談を受けていると、
何度も何度も言い方を変えて
もう連絡するのやめなよって言ってるのに、
結局なんやかや理由をつけて、
「仕方ないんです。どうしても彼に会ってしまって、また話がこじれて・・」みたいなことを
繰り返しちゃう子がいる。
たぶん、自分自身が、自分のしたいことを抑えられない。
つまり、彼と会いたい、
彼に自分の気持ちを分かってもらいたい、
好きだってことを伝えたい。
そういう衝動を抑えられないから、
なんやかや理由をつけてそういう気持ちを優先しようとする。
でもさ。
客観的に見て、
どーしても、不利な状況ってのはある。
たとえば、彼に別の好きな子がいるとか、
彼が自分の何かにうんざりしてるとか。
とにかく、そう簡単には状況が動かない。
自分が動けば動くほど、
恋の成就からは遠のいていく。
そういう時は、やっぱり自分のしたいことを優先させてはダメなんだと思うんだ。
たぶん、自分では気づかないと思うから、
「これって、もしかして、
私が彼に会いたいとか、話したいとか、そういう自分のしたいことなんじゃない?」って
疑ってみるのが大事。
たとえば、「別れた彼が、何か用事をつくって電話してきたから」「仕方なく」とか言うけど、
それに対して、「会いたい」「顔を見たい」という気持ちがあるから大事に思える。
でも、彼が別れたいって言ったことのほうが彼の行動のすべてだから、
本当は、そっちをきちんと頭に入れておかないといけない。
見たくない事実でも、いったんは自分でそれを納得するしかない。
そのうえで、
まだ気持ちがあること自体は仕方ないので、
「好きな人フォルダー」ですよ。
心の中にフォルダーを用意して、
「この人は好きな人」って分類してしまっておきましょう。
そして、勝手に好きでいればいいんです。
好きだと相手に分からせようとしたり、会おうとしたりと言った
「行動」にさえ移さなければ、何の害もないです。
本来は、好きでいるって、自分の中で完結できる感情のはず。
でも、相手に伝えたかったり、相手に返事をもらいたがってるのは、
見返りが欲しいからですよね。
相手にも好きになってほしいし、
自分だけのその人になってほしい。
だからあれこれ行動に移すわけだよね。
付き合う前なら、
こちらの好意を感じさせて、相手に好きになってもらって、
付き合うことも可能ですけど、
一度別れてしまって、彼が復縁がないと言っている今は、
行動をとっても無駄になるばかりか、逆効果になります。
だから、そういう時は、
好きだと言う気持ちだけを大切に、
行動を控えるのがいいんです。
好きだという気持ちにまで嘘をつくと、
いろいろ無理が出て来るんで、そこは嘘をつく必要はないし、
無理に忘れようとするのも心のためにはならないと思う。
大事なのは、状況が不利な間は、
自分のしたいことを優先させない。
自分の中だけで「好き」を留める。
そして、いったん執着を手放すことです。
彼しかいない、という執着を、
いったん解いてみることです。
「もしかしたら、彼以外にも合う人はいるのではないか」
「彼は自分にとってのたった一人の人ではなかったのではないか」
「本当に自分を好きになってくれる誰かは、世界中のどこかでいま自分を探しているんじゃないか」というような可能性について心を開いてみると言うことです。
彼のことは、別に好きでもいいです。
切なく思い出せばいい。
「あんなに好きになったのは彼だけ・・」と涙していい。
でもね、
彼につながる行動はなしにしよう。
今は状況を悪化させることを避けましょう、ってこと。
恋愛って、自分だけの想いだけでは成立しません。
恋愛の敵は、実は、好きになった相手自身だったりして。(;´Д`)
相手が自分を選ばないと言っている間は、
恋愛にはならない。
自分がどんなに相手にアピールしても無駄になるものなんです。
それだからこそ難しく、みんなが悩むんですよね。
自分が好きな彼は振り向いてくれず、
自分はどうでもいい男が自分にアプローチしてくる。
でもそんなものです。みんなそうやって悩んで、
悲しんで、迷って、
本当に自分が探していた、
自分を探していた誰かに巡り合うんですから。
それが、いま好きな彼かもしれないし、
そうではないかもしれない。
それを決めるのは自分でも彼でもない。
運命だけが決めることです。
まずは流れを読むようにしましょう。
無理に「好き」を封印することもなく、
気持ちを無理に捻じ曲げることもなく。
ただ、彼のいまの気持ちを尊重しましょう。
そして、
好きだからと言って、彼の決断に一喜一憂して、
服従するのはやめましょう。
たとえば、連絡はしないほうがいいけど、
連絡先を消去するとか、
一生に度と会わないように!とか
自分に無駄なストレスをかけるのはよろしくないです。
かえって、彼への執着が強まってしまうので。
彼が「戻る気がない」と言っている以上、
自分でも、友達になる気がないのであれば
(たとえば、友達として彼の結婚式に出る覚悟がないのなら)
彼とは会わないほうが、自分の精神衛生のためにはいいんです。
彼は、そりゃ別れたとはいえ好きだった女の子ですし、
寂しさもあって、連絡してしまうんでしょう。
彼もまた、自分のしたいことを優先させているだけです。
でも、お互いに、それをやっていると、
結局、都合のいい相手同士、
「楽だけど決め手には欠ける」二人になってしまい、
最後にもっともっとつらい別れをすることになるんだと思います。
今一度、自分の行動を振り返ってみてください。
それは、いまあなたがしたいことではあっても、
恋の将来のためには、
良いことなのかどうか。
本気で恋人に戻りたいのなら、
もしくは、
幸せな恋愛を見つけたいのなら、
今は、理由をつけて自分のしたいことを優先させるのは
控える場面かもしれませんよ。