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粘着君にならないように

今日めずらしく若者の多い店にいて、隣の女子の話が聞こえて来ました。

「草食多いよね~」「多いね~」

「肉食のほうが楽だけど・・」「でもあんまりガンガン来られても怖い」

「っつうか、肉食ならいいけど、粘着になられたらやだ」「帰り道待ってたりとか」

「あ~やだね~それなら草食がいい」

な・・・なるほど!!!

いまどきは、そういう「恐怖」もあるんだよね~

って思った。

ブログやSNSやはたまたtwitterや。

へたすりゃ自分の行動を監視されてしまううえ、

変に思いこまれて、どんなに断っても断っても、

「僕は死にましぇ~ん」とでもいうように(ふるい?)

追いかけてきたら、確かに怖い!!!!

殺されても嫌だが、死なれても嫌だ。

そう考えると、

相手によっては、

「なんか粘着っぽいから近づきたくない」

って子は多いんだろうなと思う。

それが単なる外見からの誤解でも。

おたくな人たちとかは、

勝手なそういう粘着イメージで、

避けられちゃうことも多いかもしれん。

(実際粘着だから避けられてる人も多いだろうけど)

ここで言っておきますが。

粘着って、男女問わず、相手にとっては恐怖ですよ。

こんな時代だからこそ。

メールとかバンバン送りつけられたり、

ブログで行動を逐一チェックされたり、

好きだ~っていう気持ちをありとあらゆる手で伝えようとする、

その異常な情熱が!

怖いんだよ。

マジで。

やめてくれ!

いや、我々女子もだ。

男性相手に、そういう粘着な行動は慎もう。

なんかね~、最近たまに見かけるんだけど、

相手の反応を見ないで突き進む、

俺・私至上主義な人。

自分が純粋な情熱で動いてるからすべてが善であると信じているようですが。

どんなに純粋な動機からだろうが、

相手にぜんぶあげる!っていう滅私奉公気分だろうが。

怖いもんは怖いんだ。

粘着されるのは恐怖なんだ!

ただ自分の身の回りを探られるだけで、

行動を監視されるだけで、

私たちは、妙に自分の行動範囲内に他人が浸食してきている恐怖を、

感じるんだよ。

こんな時代だから。

知ろうと思えば、

追おうと思えば、

どんな情報でも入って来てしまう。

知りたくなってしまう。

今どこにいるの?

何考えてるの?

誰といるの?

でも、

それ全部知ることで、余計苦しくなるのは本人ですよね。

全部を手に入れられない孤独。

相手が自分のそばにいない苦痛。

知らなければ気にならないことって案外あってさ。

知らなければまったくどーでもいい平日の夜、

でももしも好きな人が、

「昨日は美味しかったし楽しかった♪またあの店行きたいな」

なんて写真入りでおしゃれなお店でものっけてたら、

「なに?どこで何やってた?だれといたんだ?」って気になるでしょ。

そういうもやもやした気持ちが余計、

その人の情報を知りたくさせ、追いかけて、執着してしまったりする。

だから、いっそ知らないほうがいい。

見ないほうがいい。

その昔、留学中の彼女のmixiを検索で見つけてしまい、

彼女が向こうで誕生日パーティを開いてもらってたのを知り、

その時間自分の電話に出てくれなかったことを思いだし、

それが原因で別れちゃった人がいます。

そんなmixi日記を、知らなければ済んだのに。

一度見始めると、気になるのは人間だから仕方ない。

でも、そこを見ることで自分がどんな気分になるか、

最初から分かってれば、自分を止めることもできるはず。

大体ね、男のほうが焼きもち焼きなんですよ。生物学上。

自分以外の男の子供を自分が育てさせられちゃたまらんから、

自分の種の保存のためにも、

相手の貞淑をものすごい執念で求めるんだと思います。

女子が、男性の浮気を、最終的に自分に戻ってきたら許すことが多いのに対して、

男性が許すケースはほとんどないんじゃないかな。

男のほうがカッとなり、

独占欲が湧き、

余計彼女を閉じ込めておきたい衝動にかられるんだと。

だから、そもそも、彼女の情報をそこまで詮索しないほうがいいのです。

疑いだすとそう言う風にしか見えなくなるし、

不安からどんどん彼女を追いかけて、

どんどん彼女に怖がられますから。

粘着な人は、

一度、心の底から反省すべし。

大好きな女の子を怖がらせてどーすんの!

その粘着パワーを、

仕事なりスポーツなりに使いなさい。

もしくは瓶の中に船でも組み立てなさい。(爆)

情報収集力もね、仕事に使う分には誰も何も言わないから。(;´Д`)

へんなところに使わないでね。