さて、今日なぜかふと思い浮かんだので書くことにします。
私も昔そういうことあったんですが、
「つかずはなれず」狙いってありますよね?
お目当ての男子が、仕事で余裕がないとか、
元カノとの別れで傷ついてるとかなんやかんやで、
「ごめん、いまは誰とも付き合う気ないんだ」と言われたり、
言われないにせよ、そういう発言で釘を刺されたりした場合に。
「では私は彼の一番近くの位置をキープしていよう。
そうすれば、いつの日か彼の心が変わって、
誰かと恋をしたくなった時に、第一候補になれるかもしれないし!」
な~んて、思っちゃって。
「彼の一番の理解者」とか、
「つかずはなれずの心地よい関係」なんかに落ち付いてしまう。
そんなこと、ないですか?
私はありましたよ~。
しかも何回も!(爆)
でもこれ、ぜーったい、実らないから。
やめとけやめとけ!
マジで。
なんでか。
それは、
「つかずはなれず」の関係、
心地よい関係ってのは、
男子から見ると、ズバリ、
「モチベーションがわかない」「コモディティ化した」関係ってことだからだ!!!
なにそれ?とおもいますでしょ。
あのね、男性ってのはね、何度か書いてますが。
恋愛には燃え上がるだけの燃料が要るんです。
それは、「いっしょにいると楽だな」とかそういうレベルでは足りなくて。
「なにがなんでも俺のものにしたい」「だれかに取られたくない!」
っていう強い想いでなくちゃいけないんです。
だって、基本的に、
誰かと付き合うのって、男性にとっては、面倒なこと。
別に、付き合わないで、いっしょに遊べて、癒してくれて(やさしい言葉をかけてくれて)、寂しい時に呼び出せば出てきてくれて、しかも自分を好きでいてくれると分かっている。
そんな都合のいい関係の人がいれば、
何も付き合うという手続き踏まなくてもいい!って思うよ。普通。
そうではなく、面倒だけど、「付き合う」という関係性に進ませるのは、
「どうしようもなく好き」「いっしょにいてほしい」
「他の誰にもとられたくない」という強い気持ちがあるからです。
そして、男性は、そういう想いがあると、案外素直に行動に出るものです。
行動に出ないってことは、そこまで心が動いてないってこと。
あれやこれや理由をつけているのは、
そう言っとけば、自分のことを好きな女子との関係をキープできるから。
それに尽きます。
たとえばね、ナイーブな男子を装って、
「俺は過去の恋に傷ついて、次の恋に臆病になっているんだ」なんて言ってたとしてもね、
いざ自分の好みど真ん中の女子が現れて、
「たったいまフリーです、でもいつまた誰かと付き合うかもしれません」、
なんて状況だったら、大急ぎで口説きに行くんです。
そういうもんです。
私の経験でも、
「俺は、過去の恋に・・うんぬん」「まだ今は、恋愛はいいかなって・・うんぬん」などとほざいていた男子が、
あーっさり彼女つくったり結婚しちゃったりしたのを見てきました。
昔はそれがショックでね。
そりゃ待ってましたから。つかずはなれずの「心地よい距離」を保って。
私があなたの一番近い存在!って思ってましたよ。
でも、そんなもんは、あっさり割り込まれるもんだし、
大体が、割り込まれたあとは、彼女に「何あの子」的な目を向けられて、
心地よい距離からも追い出される運命なのです。_| ̄|○
最近は、そもそも誘っても男子がアクションを起こさない、
「今は恋愛はちょっと」とか言ってる場合は、脈なし!と判断してさっさと次に行くことにしていましたが、
幸いにも、私があきらめて1年後くらいに、彼女ができたり、結婚しちゃったりして、
「ふ~セーフ!今でも好きだったらかなり打撃でかかったわー」って感じでしたけど。
ホントね、どの口が、「恋愛に臆病に・・」っすよ!
ちゃっかり相手見つけてんじゃんね!
そんなわけで、
私は断固として、「つかずはなれず」の関係性には持ち込むな!
いやいや、自分の意思で住みつくな!と言いたい。
もしも、今はチャンスがないというのなら、
まずは、離れちゃうのがいいと思うのね。
「つかず。ならば、離れろ。」です。(;´Д`)
さっきも書いたけど、男子ってのは、
常に変わらぬ安定性を持つ関係性の女子に対しては、
安心して甘えまくるという特性があるんですよね。
もちろんあの手この手で引きとめる言葉はかけるにしても。
「お前にはなぜか甘えちゃうんだ」とか、
「俺のこと一番理解してるのは、お前だよな、結局のところ」
なあああーんて、彼を好きなら、メロメロ~と引きとめられてしまうお言葉の数々に、
ぐいぐいと、引き寄せられて離れられなくなるのが女子の性でございます。
でもね、それは、自分をコモディティ化する第一歩!
「こいつは、離れて行かない」=「とりあえずアクションする必要なし」
で、はては、「あえて自分から手に入れる必要なし」です。
あまりにつかずはなれず自然過ぎる存在は、空気です。
だから、あえて金や時間をかけて手に入れる必要がなく思われちゃう。
そもそも、いつでも会える人だったら、後回しして、
ちょっとのチャンスでしか会えない人を優先するのは、悲しい人間の習性。
つかずはなれず心地いい関係は、
築いていくはたから自分をどんどん安い存在へとたたき落として行ってるのです。
でもね、会いたいの。
どんな存在でもいい、彼と会って、
笑って、心地いい関係を保っていきたいの!
そう思うけなげな女子もいるでしょう。
うんうん、その抑えがたい気持ちもまた分かります。
好きな人といっしょにいるだけで、
会えるだけで、何も要らない。幸せな気持ちになれるもんね。
でもさ。
それは、時限装置付きの関係だと分かってるんだったらいいんだぜ。
彼が、本命を見つけて、そっちと付き合っちゃうまでの。
もしくは、あっさり飛び越えて結婚とかしちゃうまでの。
いったんそういう男が彼女とかつくると、
「心地よい関係」は、ただの、「彼女がつかまらない時の愚痴聞き」とか
そんなレベルのものになっちゃうよ。
彼にとっては心地よかろうが、
こっちにはちっとも心地いいもんじゃないよね。
正直、私も、昔好きだったつかずはなれず男が、彼女作った後って、
むっちゃテンション下がったもん。
私じゃなくて他の子を飛び越えて選んだってことに、がっくり来たし、
自分の存在意義って、しょせん、
彼の愚痴聞きというか、「話の分かる女友達」でしかなかったのかーってね。
そういうの、じわじわじわじわ来んのよ。
そういえば、そういうつかずはなれずな男友達(私のほうが片想い)が私の友人に語った言葉を今でも思い出すのね。
「あいつ(私のこと)と俺とは、恋愛はないよ。なんていうか、平行線。近づきもせず、遠のきもしない」
その言葉を聞いて、ちょっとショックだったのと、反面、
その当時の私は馬鹿だから、ちょっとうれしかったりしたのね。
「ああ、彼とは付き合わなくても、ずっとそばにいられるのかもな」って。
馬鹿だね。青いよね。さすが20代(爆)
そんなことはなかったけどね。結局。
彼が結婚して子どもできてからは、遠のきまくりっすよ。
結局、「つかず、離れた」、ですよ。
だし、私自身も、そんな彼のことをいつまでも想ってなかったしね。
その程度だったわけですよ。
つかずはなれずの生ぬるい関係なんてさ。
恋愛って、付き合って、お互いのエゴがむき出しになって、
泣いたり笑ったりするものでしょ。
ちょうどいい距離とか言ってる時点で、他人同士。
ただの友達の域を脱することはないってこと。
そして、それ以上は、踏み込む意思はないですよってこと。
それが分かってなかったなぁ。
いつかはこの心地よい距離のまま、
友達から自然に恋人になって、理想的な関係をつくり上げられるもんだと夢見てました。
若かった。
そして、恋愛を頭でシュミレーションしてました。
距離を保つ理由を、言葉で説明できるくらい、
冷静な男相手にさ、
恋など発展しないよ。
そして、結婚もさ、
ある強いモチベーションがないとさ、
男は動かないよ。
生活や人生かかってるんだから。
最終的には、心地よい距離も大事だけど、
まずは、恋が始まる強いモチベーションがいるんだよ。
それがあってこそ、恋が始まり、いったん距離がゼロになるまで近づいて、
時間を経てから、恋は、緩やかに、心地よい愛情関係になる。
その経過が大事だからさ。
もしもいま、「つかずはなれず」をあえて守っているのなら、
いったんその関係を壊すことから始めたほうがいいと思う。
低め安定な関係性は、
絶対に燃えないから。
相手の気持ちが燃えるには、
時に、目の前から消えるとか、
断続的なコミュニケーションになるとか、
そういう不確定要素が必ですから。
男性は、そういうドキドキに、恋心を燃やされるものですからね。
つかずはなれずは、くっつかない。
そう肝に銘じておくとよいですよ。