男は1軸、女は2軸
すみません、昨日の記事が、男子に冷たい!と女子から指摘があり(;´Д`)
ちょっと口調がきつかったと反省。
というわけで、今日は、昨日の補足です。昨日のお詫びにやさしく書きます!!!(爆)
恋愛能力において、女子は、男子と決定的に違うのは、
そもそも女性は、小さいころから、「かわいいかどうか」という軸が、
「出来がいいかどうか」とは別に、でっかく位置しているからだと思ってます。
つまり。
男子が、基本、「足が速い」「頭がいい」という他人に比べてある能力が勝っていることを
ただ一つの軸にしているのに対し。
女子は、時として、ある能力があることよりも、「人から好かれる」「かわいい」「モテる」ということのほうが、
圧倒的に強い場合があるのです。
たとえば、かっこいい男子がいるとする。でもその男子がスポーツも駄目、仕事も駄目、ただ顔と性格がいいだけだとする。それだと、男性社会では、まったく尊敬されませんよね?「いいやつだ」とは言われても。
その一方で、女子の場合は、
顔がよくて性格がよかったら、モテます。間違いなくモテます。
そして、その「モテる」「愛される」という地位は、女子の中で確固とした尊敬される理由になるのです。
別に、モテる子が、勉強できなくても。足が速くなくても。
そんなの彼女への尊敬を損なう理由にはなりません。
つまりだ。
女子は生まれたときから、
「自分が努力すること」評価軸と、いっしょに、もっと強い、「愛されるかどうか」評価軸、
という2本柱を意識して生きてきているのです。
時には、両方で成功している人もいます。
それは最強ですが、そんな人はあんまりしなくて、
仕事はできるけど、女としてはそんなにモテない。
とか、
かわいくてモテる。でも仕事はいまいち・・。
みたいな子がいる。
どっちがどうのというわけはなく、ただ単に、
その2軸が存在していて、我々はその間をふらふらと迷いながら生きていくわけです。
で、
そんな女性にとって、恋愛というのも、小さいころから、とても大切なことと認識されて育ちます。
なにしろ、結婚で自分の生活レベルが一気に変わる可能性があるんだもの。
愛される能力を磨くのは、女としてのサバイバル本能なのかもね。
もちろん、自分ひとりで生きていける能力を身に付けた女性は、
そこまで恋愛を重視しないのかもしれないけど、
私の知る限り、
仕事で有能な女性でも、大概に置いて、
恋愛を大切なものととらえています。
つまりだ。
女子にとって、恋愛能力を磨くこと、恋愛について学ぶこと、
恋愛について相談し、男性に愛されることを考えるのは、
わりと普通のことで。
そのうえ人と話し合うのが好きな女子にとって、
自分以外の友達のケースなども知って、どんどん恋愛のレベルを上げていけるの。
その一方で。
男子はどうか。
恋愛において、まったく学ぶ場もないし、その必要性もない。
男同士で恋愛相談もめったにしないし、だから自己流で行ってしまう。
たま~に男ともだちと飲んでて、「俺たちのHはどれくらい人によって違うのだ?!」と、
妙な食いつきで聞かれることがある。(爆)
それくらい、彼らはほかの人の情報がない。知らない。
そして、一度「恋って、こういうものかな?」と勝手に思うと、
駄目なやり方を何度も何度も繰り返すんだと思う。
女子に比べて、男子は、
恋愛のプライオリティが低いから、その分、
恋愛の成熟スピードがおそろしく遅いんだよね。
それに、仕事や勉強など、何かに打ち込んできた男性で、
恋に奥手な男性などは、ふと気付くと、まったく恋愛適応力のないまま大人になってしまう。
そこで初めて「恋をしよう」「結婚しよう」と思っても、
勉強や仕事ののりで対応するもんだから、
おっそろしく的外れなことをしてしまう。
それが、昨日書いたような、
「俺って有能です。ぜひ買いです」アピールになっちゃったりする。
女子にとって、仕事ができることは確かに素敵なアピールポイントです。
でもこのPR方法が駄目なのは、
この言い方をすると、同時に、
自慢する人間=なんか感じ悪い、という印象もいっしょに与えていることです。
そして、女性にとって、恋愛において大事なのは、
優秀な男性であることと同時に、
自分を理解してくれる、大事にしてくれる男性である、ということなのです。
独りよがりに、自分のすごいところをしゃべっている男性は、
女子から見ると、どうしても、
「自分さえよければいい男」「相手の反応を見れない男」
と取られるのです。
そして、昔からたくさんの男友達がいて思うのですが、
恋愛に不慣れな男性、恋愛経験に自信のない男性、
仕事ばっかりで来てしまい、仕事には自信があるのに、
なぜか女の子にモテなくて、焦ってる男性、
などが、わりとこのパターンに陥ってしまう気がします。
もしも彼らが女性と同じように、友達に相談したり、
はたまた恋愛指南本を読んだりできれば、
きっと自分のやり方が逆効果だってことに気づくでしょうが、
悲しいかな、男性は最初に書いたように、恋愛を至上命題に置いていないので。
圧倒的に経験値と知識が足りない。となってしまうんじゃないでしょうか。
ま、そういう男性のために、この「いばらめん」を書き始めたんだけどさ。(;´Д`)
さて、ここまで長々読んでくださった男性陣に。
では、どういうアプローチがいいか、と申しますと。
さっきも言ったけど、男性の皆さんは、自分のすごさを、自分たちの絶対尺度である「有能な俺」軸で
アピールしがちです。
なぜなら、男性社会では、そういう軸が一番偉いから。
でも、それは男性社会の仕事軸でしか通用しないアピール方法だと思ってね。
恋愛の場合は、もっと別のアピールをしたほうがいいのです。
たとえば、
いかに自分が彼女を好ましく思っているか。
どんな部分が彼女の素敵な部分なのか。
自分はどんな考えを持って、どんな未来を夢見ているか。
どんなものを好きで、どんな風に生きていきたいか。
あれ?簡単だ?
そう思いません?
要は、変に難しく考えず、
素直に、自分の人間らしい部分を出せばいいのです。
心を開くだけでいいのです。
女性は、自分の話をしてくれる男性にドキッとします。
自分に注目してくれて、
自分のいい部分を見つけてくれると、とっても嬉しく思います。
男性の将来の夢を聞くと、まるで自分がいっしょにその夢の一部になったように、わくわくします。
女性は、成し遂げたもの、物質よりも、
人間そのものに興味を抱くのです。
たとえば、私の好きなF1ですが。
男性が、マシンのディティールや、ドライビングスキルに注目して大騒ぎするのに対し、
女性は、ドライバーの性格や、生き方に大騒ぎします。(笑)
女性は、物ではなく人に、惚れるのです。
地位ではなく、それを成し遂げる能力のある、人間そのものに惚れるのです。
それをどうか忘れずにいてくださいね。
女性は、決して男性を値踏みしている存在ではないのです。
むしろ、男性の夢に共感し、
その夢の実現を支えていければ幸せなのです。
男子が書く指南書だと、どうしても、女性の心の部分がおざなりで、
とても表面的なアプローチだなぁ、と思うことがあります。
そんな小手先の技術ではなく。
自分らしさが素直に出せるように、
心をチューニングするといいんじゃないかな。
どうか、恋愛に苦手意識を持たないでくださいね。
コメント
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確かに・・・
男子って毎回同じ間違いをしでかしてるのに、気付いてないのか治す気ないのか・・・って思う事多いですよね。
でも、恋愛至上主義の女子と比べちゃっちゃぁアカンねんな~と納得しました。
記事を読んだお陰で、いつもより素直にフラットな気持ちで好きな人に連絡することが出来ました。
ありがとうございます。
記事の内容について色々とご意見もあるようですが、部長の感じたままに書きたいままにこれからも続けてください。
産むのは部長にしか出来ないけど、結局どう育てるかは我々読者ですもん。 部長ファイティ~ン!!
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部長さ~ん!
片思い→失恋してしまいました(>_<)
男のくせに女々しいようですが、なかなか立ち直れません(T_T)
よかったら、失恋処方箋 men's ver.なんかをお願いしますm(__)m
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記事全部読みました。めちゃ納得です!あの…不倫についてゎどう思われますか?ちなみに社内のダブル不倫てやつです
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初めまして。
毎回、楽しみに拝読させていただいております。
女性は・・・色んなこと考えてるんですね。
オトコは・・・脳細胞が足りないかもな。
当年43歳で妻子いますが。
若かりし頃にこのような記事を読んでいれば
痛い経験にも合わずに済んだかも(笑)
体調に気をつけてくださいね。
継続してね・・・記事、楽しみにしてます。
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更新楽しみにしてるんですが。もう更新しないんですか?
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部長さま
まさしくわたしが彼に言いたいことです
実際 同じようなこと言ったりしてるんですが・・・
温度差があるから なんて言われて
GWから メールをしなくても平気に
なってきました
あちらは忙しいから わたしも自分でスケジュール埋めつくし 自己確立です
先日会った時に なんだかわたしも冷めて
きました
ほんとに彼の場合 最初の三ヶ月が
ハンターだったなぁ(笑)
わたしは素直すぎるバカです
恋愛は 経験がレッスンですね
でも エネルギーをくれます